絶妙な甘味と食感のダイエット&健康レシピ
おいしく食べながらやせられて、肌にも健康にもいい!これが、私が最初に「マシュマロヨーグルト」を知ったときの感想です。
その名のとおり、マシュマロとヨーグルトを混ぜるだけで簡単に作れるマシュマロヨーグルトですが、朝食に食べると、優れた美容・健康効果がもたらされます。
マシュマロヨーグルトの作り方はあとでご紹介しますが、とにかく手間ひまかけずにパッと作れます。
食べれば、マシュマロの甘味とヨーグルトの酸味が絶妙にマッチ。さらに「フワッ」「トロッ」とした食感で、まるでデザートのような味わいです。
いくら減量したくても、おいしくないものをがんばって食べ続けるのは難しいものです。また、ダイエット中とはいえ、甘いものをどうしても口にしたくなることもあるでしょう。
その点、マシュマロヨーグルトは甘くておいしいので、我慢によるストレスがかからず、楽しみながら毎日続けられるのです。
マシュマロの糖質が腸内細菌の活動をサポート
皆さんもよくご存じのように、ヨーグルトは優れた健康食品です。私たちのおなかの中で、乳酸菌やビフィズス菌をはじめとした善玉菌を増やす働きがあり、腸内環境を整えます。
カルシウムやたんぱく質も豊富に含まれ、それでいて100g当たり約62㎉と低カロリーです。
一方のマシュマロは、原材料のゼラチンの主成分が、“美肌・美髪の味方”、“バストアップの救世主”などとして知られるコラーゲンです。
最近は、コラーゲンが弱った血管を補強し、血管の老化を食い止めるという点にも注目が集まっています。
糖質が気になるかたもいらっしゃるかもしれませんが、実はこの糖質が、腸内細菌の健全な活動をサポートするためのエサになるなどして、腸内環境を整えるうえで役に立ちます。
マシュマロヨーグルトを朝食で取ると、1食のカロリーは130㎉程度。一般的な朝食に比べて、確実に摂取カロリーを減らせます。朝食でパンを食べる場合を例に挙げると、一般的な食パン1枚で既に160㎉を摂取することになります。
さらに、バターを塗れば10gで75㎉、各種ジャムを塗れば20gで約40㎉が追加されることに。また、目玉焼きを食べたら、卵1個で80㎉、サラダ油大さじ1杯で120㎉も加わります。
ウインナーやソーセージを3本食べれば160~170㎉になります。このように典型的な朝食では、知らないうちに600㎉ほどのカロリーを取っていることも珍しくありません。
その朝食をマシュマロヨーグルトにすれば、摂取カロリーが減るので自然とやせるでしょうし、便秘や肌トラブルなどの改善・解消も可能になります。
苦痛なく続けられるダイエット法
なお、マシュマロヨーグルトを夕食と置き換えれば、いっそうのカロリー減になります。しかし、家族で夕食を楽しんでいる、仕事上の会食が多いなど、夕食を置き換える習慣を持続するのが難しいかたは少なくないのではないでしょうか。
無理して夕食と置き換えて、早々と挫折してしまうよりは、朝食と置き換える習慣を確実に続けていくほうがベターです。なお栄養バランスを考慮すると、置き換えていいのは1日1食のみ。
1日2食以上をマシュマロヨーグルトとするのは避けてください。実践してみるとわかりますが、マシュマロヨーグルトはおいしいうえに腹もちもいいので、無理なく続けられます。
マシュマロヨーグルトダイエットを3週間試した、『ゆほびか』モニターの皆さんからも、「とにかくおいしかった!」「甘いものが大好きなので、これなら苦痛なく続けられた」「朝、甘いものを食べられるから、甘い間食を取らなくても平気」などの感想が寄せられています。
甘いものはやめずにやせたい、ストレスなくダイエットを続けたいというかたにお勧めです。ぜひお試しくださいね。
マシュマロヨーグルトダイエットのポイント
食べ方は?
マシュマロヨーグルト1食分(マシュマロ20gとヨーグルト100g)を、普段の朝食と置き換えて食べます
飽きずに続けるコツは?
○美容・健康効果を高める食材の“チョイ足し”を試してみては。果物(※)、ナッツ類(※2)、きな粉(※3)などを加えると、ビタミンやミネラル、食物繊維、不飽和脂肪酸などを補えます。チョイ足し食材は80 kcal以内程度が目安です
○温めたり、シャーベット状に凍らせたりしても、栄要成分は変わりません。お好みに合わせて召し上がってください
※バナナ、キウイ、グレープフルーツ、オレンジ、小さめのリンゴなどを1/2程度
※2 味つけされていないものを10~15g程度
※3 無糖のものを大さじ2杯程度
いっしょに取る飲み物は?
水、白湯、お茶、ブラックコーヒー、果汁100%ジュースなど、カロリーや添加物が気にならない飲み物でしたら、なんでもOKです
いつもの朝食をマシュマロヨーグルトにするだけの、簡単ダイエット
やせて健康に!【マシュマロヨーグルト】基本の作り方&アレンジデザートB E S T 3
作り方はとても簡単。一度に4食分作り、毎朝1回食べる(4日で食べきる)のが基本です。右のページでは、マシュマロヨーグルトをご紹介します。ダイエット中でも安心して食べられるうえ、多くの女性が気にしている3つの不調の改善が期待できます。
【基本の作り方】
【材料】ヨーグルト1パック(400~600g)、マシュマロ80g
①混 ぜ る
材料をすべて混ぜる。混ざったらラップをして、冷蔵庫で最低8時間程度ねかせる
②盛 り つ け る
1食分(全体の4分の1程度)をお皿によそう。フルーツ、ナッツ、きな粉などをチョイ足ししてもよい
日々の疲労を一掃!【ティラミス風マシュマロヨーグルト】
【材料】マシュマロヨーグルト1食分、スライスしたバナナ1/2、ココア適宜
①容器の底にスライスしたバナナ半量を敷き、基本のマシュマロヨーグルトを載せる
② ①をもう1度繰り返す
③最後に茶こしでココアをトッピングする
糖質とビタミンB群が豊富なバナナは、疲労回復に最適。スポーツ選手も、競技や練習の合間によく食べていますよね。ココアのカカオマスポリフェノールも、心身の疲労を癒す食材です(1食分188kcal)
年齢肌の救世主!【マシュマロヨーグルトのトマトシャーベット添え】
【材料】マシュマロヨーグルト1食分、トマト1/2、ハチミツ小さじ1、レモン果汁小さじ1/2、あればミントの葉
①トマトは丸ごと一晩冷凍する。凍ったら、水を入れたボウルの中で皮をむく(つるんとむけます)
② ①をすりおろすか、フードプロセッサーで攪拌する。途中で溶けた場合は、冷凍庫で固める
③ ②にハチミツとレモン果汁を混ぜたらシャーベット完成。マシュマロヨーグルトとミントの葉とともに盛りつける
マシュマロ(コラーゲン)だけでも肌荒れ改善は期待できますが、抗酸化力の強いトマトのリコピンやレモンのポリフェノールをいっしょに取ると、いっそうの美肌効果を得られます(1食分177kcal)
血管を元気にし、冷え症対策!【アップルパイ風マシュマロヨーグルト】
【材料】マシュマロヨーグルト1食分、りんご1/6 、餃子の皮2枚、シナモンパウダー適宜、あればミントの葉
①りんごは皮つきのままいちょう切りに。マフィン型に餃子の皮を敷いて(画像参照)、マシュマロヨーグルトとりんごを載せる。それを2個作る
②オーブントースターで約10分焼いたら、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やす
③シナモンパウダーをかける。あれば、ミントの葉をトッピングする。
シナモンは、毛細血管の修復に役立つスパイスです。血管壁の主成分であるマシュマロ(コラーゲン)といっしょに取ると冷え対策にも。ダイエット中には禁忌の「パイ」の味わいも楽しめますよ(1食分194kCal)