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【寝たまま呼吸】で体が柔らかくなり背筋がピンとなる!集中力や記憶力も高まる

2020/10/23

横隔膜のサビを取り呼吸を深める

 筋肉のサビを取るうえでも、心身を健康に保つうえでも、「呼吸」は非常に大事なテーマとなります。

 筋肉のサビ取りに慣れてきたら、「寝たまま呼吸」も取り入れてください。

 これもまったく難しくありません。むしろただ寝ているだけ。それでいて、一般的に行われている腹式呼吸よりも酸素補給ができるのです。

 その理由は、「横隔膜」にあります。息を吸い込むと横隔膜は上に持ち上がり、その力によって胸部が広がって肺にたくさんの酸素を集めることができます。

 逆に、息を吐くと、横隔膜が下がって、胸部が縮んでいくことで、息が吐き出されます。

 筋肉がサビている人は、横隔膜もサビて硬くなってしまっているため、しっかりした呼吸ができなくなっているのです。

 横隔膜がサビついていると、腸のぜん動運動機能も低下し、細胞に栄養が運ばれるのが妨げられてしまいます。

 つまり、しっかりと深い呼吸をすることが消化力を高め、細胞の活性化につながり、心身の健康のとなるのです。

 寝たまま呼吸は、丸めたバスタオルを腰の位置にはさみ込み、寝転がって呼吸をするだけです。

 腰をしっかり反らすこの呼吸法が、横隔膜の上下運動を活発にさせ、サビ取りに不可欠な酸素補給をスムーズにしてくれるのです。

仰向けに寝た状態で、丸めたバスタオルを腰の位置に挟み込む。この状態で全身の力を抜き、心身をリラックスさせる。
鼻から7秒かけてゆっくり息を吸い込み、3秒息を止め、鼻から7秒かけてゆっくり息を吐き出す

5分ほど行う

体に芯を作る2つのストレッチ

 柔軟体操に両手ブラブラ、寝たまま呼吸を行えば、もう筋肉のサビはほとんど取れ、心身も健康になっているはずです。

 最後に、「体の芯を作るストレッチ」を2つご紹介します。健康になるだけでなく、自分自身の能力を発揮し、より充実した人生を歩みたい人は、こちらも実践してください。

 体の芯ができていないと、大勢に流されてしまい、なかなか自分が望んでいる状態が作れません。せっかく体のサビを取っても、自分を生かせなければもったいないです。

「芯がある」とは、精神的な状態だけを指しません。筋肉のサビの話ともつながりますが、意識の状態は肉体の状態にも現れるからです。簡単に言うと、芯がある人は、身体的にも一本の芯が伸びている、つまり、「姿勢がいい」のです。

 下の図を見てください。この腰が反った立ち姿こそ、「姿勢がいい」と言えます。

 皆さんは、もっと背筋がピンと伸びた「気をつけ」の姿勢を「姿勢がいい」と思っていませんか。ピンと伸びた姿勢では、横隔膜を自由に動かすことはできません。

 その姿勢でも健康を害すとまでは言いませんが、全身の約60兆個もの細胞にしっかり酸素を供給し、生命力を高い状態に導くためには、図のような腰を反った姿勢が最も適するのです。

 この姿勢になると、体の中心線が定まって安定し、横隔膜を自由に動かせるようになるため、深い呼吸が可能になります。

 ただ、いきなりこの姿勢にしなさい、というのもなかなかつらいと思います。今回紹介する体の芯を作るストレッチは、体に芯を作り、正しい姿勢を身に着けるうえで役に立つエクササイズです。このストレッチを行いながら、正しい姿勢を身に着けてください。

何事も基本は「がんばらない」

 これらの筋肉のサビを取る体操と呼吸は、どれもお金がかからず、とても簡単で、日常生活の中で実践できるものばかりです。時間もさほどかかりません。特殊な才能も必要なく、求められるのは、続けていくという継続性だけです。

 体が硬いのは、生まれつきではありません。筋肉のサビを取ることができれば、誰でも体は柔らかくなり、また、その柔らかさを持続することができます。

 体が柔らかくなれば、自然と姿勢もよくなっていきます。仕事や勉強をするときに、姿勢よく、きちんと座れると、集中力、記憶力が高まり、成果も上がります。

 体のサビが取れるにつれて、徐々にを感じ取りやすい体質に変わっていくと思います。気は、私たちの体だけでなく、この世界全体に充満しています。この世界を成り立たせている究極の構成要素といってもいいかもしれません。

 気が感じられるようになると、自分が包まれている世界を、肌で感じられるようになります。その結果、チャンスをつかみやすくなり、悪い事象を避けられるようになります。これがいわゆる「開運」です。

 筋肉のサビを取ることで、病気や痛み、老化を防ぐだけでなく、運気も上昇するのです。ぜひ皆さんも今日から実践してください。

 最後に、いくつかの体操を紹介しましたが、最初からがんばって全部やらなくても大丈夫です。式気功の基本は「がんばらないこと」。できるもの、合うものから少しずつ続けてみてください。