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【大木ゆきの】風の時代の幸せ法則~とらわれを手放して人生を好転させる!(前編)

2021/11/05

※本記事は『ゆほびかGOLD』2021年6月号の掲載記事を再編集したものです。

古い時代の価値観へのとらわれ度を客観的に知る

皆さん、こんにちは。大木ゆきのです。2019年に書いた『宇宙銀行から幸せが雪崩れ込む習慣』(マキノ出版刊)は、おかげさまで、たいへん多くのかたに手に取っていただきました。ありがとうございます。

2021年5月には、『とらわれを手放す「風の時代」の幸せ法則』と題する本を書き下ろしさせていただきました。

200年以上続いた「地の時代」から「風の時代」への、ちょうど過渡期に当たることをご存じのかたもいらっしゃると思います。

「地の時代」には「地の時代」に「風の時代」には「風の時代」に合った価値観があるのですが、今はちょうど時代が移り変わるタイミングです。そのため、前の「地の時代」の価値観にとらわれている人も多いと思います。これは、しかたのないことなので、あまり気にする必要はありません。

これからの新しい時代に、幸せになるための前提となるのが、あなたがいかに古い価値観にとらわれているかを知り、それを手放すことができるかです。
『とらわれを手放す「風の時代」の幸せ法則』の中で、セルフチェックするためのテストをいくつかご用意しています。

 そのうち、代表な設問例を下に紹介しておきますので、早速チェックしてみてください。

いかがでしょうか。自分に正直に答えられたでしょうか?

チェックが入った項目が多いほど、自分は古い時代のお金の価値観にとらわれていると考えがちですよね。

でも、実はそんな単純な話ではありません。

ほんとうはものすごく気になることなのに、平気なふりをしたり、理屈をつけて無理に気にならないと、自分を納得させようとしたりしていませんでしたか?

もしも、少しでもチェックを入れることに抵抗を感じたのだとしたら、あなたの中になんらかのとらわれがある証拠です。

実は、この質問は当てはまる数が多い人のほうがとらわれているという単純なチェックではありませんでした。

あっさり認められたかどうかのほうが肝心なチェックなのです。

とらわれがあったとしても過渡期の今はしかたない

今はまだ、風の時代への過渡期ですから、地の時代の価値観にとらわれていても、少しもおかしくありません。

だって、私たちの親や先生の世代は、地の時代真っ盛りの中で育ってきた人たちですから。地の時代の価値観をあなたにも当然刷り込んだはずです。

その価値観は、「いい学校を卒業しないといけない」とか、「世間的に評価されるよい仕事に就かなければいけない」、「健康で価値観の合うパートナーに恵まれないといけない」などでしょう。こういう教育を受けてきたわけですから、ものやお金、優劣や肩書、パートナーの有無が気にならないはずがないんですよ。

なかにはまったく気にならないという人もいたかもしれません。でも、チェックを入れることに抵抗を感じたとしたら、自分の中に地の時代の呪縛になんてとらわれていない「優秀で時代の先端を行っている」自分でありたいという思いがあったからだと思います。

実はそういう思いにとらわれてしまうことが、地の時代の優劣の価値観に縛られているということなんですよ。

肩の荷を下ろして自由になるときが来た!

逆に、すなおにそういうところもあると認められたとしたら、実は地の時代の呪縛から解放され、自由になりやすいです。

なぜなら、自分がどういうとらわれを持っているのかを冷静に気づいているのなら、それを手放すことはそんなに難しくありませんから。

自分のとらわれを認められないと、どうしてもそれに固執してしまい、かえってがんじがらめになってしまいやすいのです。

もしもあなたが、チェックを入れることに抵抗を感じたのだとしたら、その抵抗が、「ちゃんとした人であろう」とする地の時代の価値観にとらわれていることなんだと、今度こそ、そんな自分を受け入れてあげてください。

あなたは一生懸命、地の時代を生き抜こうとしてきただけです。

それによって、何を成し遂げることができたかどうかより、この過酷な時代をよく生き抜いてきたこと自体がすばらしいことです。

すごくよく頑張ったし、よくやりました。自分をほめてあげればいいのです。

さあ、そろそろその肩の荷を下ろしましょう。

そして自由になりましょう。

新しい時代には、このとらわれを手放すことが肝要なのです。

(後編に続きます)


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