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【大木ゆきの】風の時代の幸せ法則~とらわれを手放して人生を好転させる!(後編)

2021/11/09

※本記事は『ゆほびかGOLD』2021年6月号の掲載記事を再編集したものです。

前編を読む

ただ単に目を覚ますだけでいい

「なぜ人は、地の時代の価値観にとらわれたのでしょうか?」

「なぜ人は、幸せになるためには条件を揃えなければならないと思い込んだのでしょうか?」

それはもちろん、親の世代も、そのまた親の世代もこの価値観を刷り込まれ育ってきた人たちだったからにほかなりません。

当時は、そういう社会だったわけですから、その環境に生まれ落ちた人たちは、それが幸せになる道なんだと思い込むようになって当然なんですよ。

つまり、今を生きているあなたのどこかがいけなかったわけではありません。ただ単に知らなかっただけのことです。

かといって、あなたを育ててくれた親や先生たちがいけなかったというわけでもありませんよ。

「地の時代」とはそういう時代であり、それを人類は体験することになっていたので、彼らもその役割をちゃんと果たしただけです。

だから反省はしなくていいですし、とらわれてきた自分を責める必要もありません。
ただ単に目を覚ませばいいだけです。

この記事を読んでいるあなたは、自分が思っているほど、そんなにおろかではありません。

あなたは、宇宙の最高傑作として創造された人だし、もっと言うと、この時代に目を覚ますということを決めて生まれて来た人です。

落ち着いてゆっくり見つめ直せば、自分が何を選べばいいのか、ちゃんと気づくことができます。

書籍『とらわれを手放す「風の時代」の幸せ法則』の中では、幸せになれると思って従ってきた地の時代の価値観が、実は自分を幸せにしていなかったということをさまざまな側面からお伝えしています。

「この考え方や習慣は、自分を幸せにしていないな」と気づくことができたら、そんな価値観は捨てて、幸せになる価値観を選択することができます。

もちろん、地の時代の価値観で生きることによって、開花した能力もあるでしょうし、役に立つ知恵も得たでしょう。

それは大事にしてくださいね。

これからやろうとしていることは、地の時代のすべてを否定しようとする試みではありません。

地の時代の負の側面に気づき、そこから自由になろうとする試みですから。そこを誤解しないでくださいね。

これからは優劣で自分を縛らなくていい

あなたは心が満たされて、穏やかで、幸せな状態を選ぶことができます。そのためには、何が自分をイヤな気分にさせているのかに気づくことが大事です。

そうです! 地の時代の価値観の呪縛から自由になるには、それが自分を不快にさせ、焦らせ、みじめな思いにするということをしっかり認識することなんですよ。

あなたは、いい成績を取れないときや、思ったように実績を上げられなかったとき、あるいは、人と比べて、自分のほうが劣っていると感じたとき、どんな気分だったでしょうか?

ざわざわしたり、焦ったり、胸が押しつぶされるような気分になったりしませんでしたか?

もしそうだとしたら、優劣にとらわれることが、あなたを不幸にしていたということ。そのことに気づくことができますか?

逆に、あなたがどういう成績だろうと、どういう実績を上げていようと、人と比べて何かができてもできなくても、何かを持っていても持っていなくても、変わらずにすばらしい存在で、愛される価値があるということが真相だったとしたらどうでしょう?

たぶん、幸せな精神状態でいられますよね。

あなたはあなたであるだけですばらしいのです。すべての人が宇宙の最高傑作で、みんなそれぞれにすばらしいというのが真実なんですよ。

色彩の中には、赤もあれば青もありますよね。ただ単に色が違うだけで優劣なんてありませんよね。

あなたと誰かも、それと同じことです。ただ単に違う個性と能力を持っているだけです。
わざわざ自分の気分を悪くするような、優劣という価値観で、もう自分を縛らなくていいのです。

あなたはどちらが真実なのかわかるはずです。なぜなら生まれる前には、その真実をちゃんと知っていましたから。

幸せはあなた自身がすでに持っている

幸せになろうと思って、子どもの頃から一生懸命頑張って来たはずなのに、その生き方は、むしろあなたを幸せにしていなかった……。

書籍『とらわれを手放す「風の時代」の幸せ法則』では、これからの時代に合った幸せは、あなた自身がすでに持っていることに気づくことができるように書き下ろしました。お手に取っていただいたかたに、幸せの気づきをお届けします。

(おわり)

前編を読む


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