ゆほびか ゆほびか
  • 文字サイズの変更
  • 大
  • 中
  • 小
  • SNS
  • twitter
  • facebook
  • instagram

【お腹痩せ】即効性あり!つまんで揺らすだけのダイエット方法「つまぷる」のやり方

急な運動などはダイエットには不適切!

「運動してもやせない」「逆に体が痛くなってしまう」「頼みの整体やエステも効果が出ない」……その結果、見事なぽっこりおなか&ぽっちゃり体形のできあがり!

なんていうダイエット話は、特に40代前後、そしてそれ以上の大人女子ならば、共感するどころか、同じ悩みを抱えているという人も少なくないのではないでしょうか?

それもそのはず。やせることを目的に、急に運動や整体通いを始めることは、ダイエットに効果的な方法とは言えません。

現状のあなたの体は、例えるならビーフジャーキーみたいなもの。ビーフジャーキーは、バキバキに硬く、伸ばそうとしてもブチッと切れてしまいます。反対に精肉は、みずみずしく柔らかい。伸ばせば、しなやかに伸縮します。

あなたの体も同じです。硬い体をいきなり動かせば、筋肉などが痛み、ダイエットどころではなくなってしまいます。

まずはビーフジャーキーみたいに固まった体を柔らかくする準備が必要です。そこでお勧めなのが「つまぷる」です。

実際に、つまぷるにチャレンジしてくださった人からは、どんなダイエットに挑戦しても変化がなかったのに、2カ月でウエストが9㎝も細くなったとか、11㎏の減量に成功したなど、驚きのダイエット成功談が続々と届いています。 

つまぷるの前後でこんなに変わる!

筋膜が柔らかくなれば体の硬さも取れる

では、どうして体がバキバキに硬くなってしまうのでしょう?

私たちは、仕事や日常生活での姿勢のクセで、思っている以上に全身の筋肉がカチコチに固まっています。まずはこの筋肉にアプローチしたいのですが、筋肉とは別に、刺激を与えるべき組織があるんです。

それは〝筋膜〟です。筋膜とは、皮下脂肪と筋肉の間にあり、全身をボディスーツのように覆っている膜状の組織のこと。筋肉の動きに合わせ伸縮し、筋肉がスムーズに動くようサポートをしています。

しかし、同じ姿勢が長時間続くと、筋膜は筋肉に張りついて、固まります。この状態は、硬〜いボディスーツを着ているのと同じです。

筋肉はより動きにくくなり、その分エネルギーが消費しにくく、脂肪も余計につきやすくなります。

つまぷるは、継続することで、筋膜に刺激が伝わり柔らかくなりますから、筋肉も動きやすく変わり、体も硬くなくなります。

特におなかは、本来、日常生活の中で、歩く・振り向くなどの動作で使われる場所です。固まった筋肉を動くようにすることで、日常の動きの中でも、おなかが動いて引き締まります。

即やせ・部分やせも可能!

つまぷるは、即効性が感じられること、そして細くしたい部位にピンポイントでアプローチできることもポイントです。

まず、即効性についてですが、つまぷるで筋膜を刺激し緩ますと、姿勢のクセでゆがんだ筋肉を正しい位置に戻すことができます。

筋肉が正しい位置に戻れば、正しい姿勢も維持しやすくなり、付随して内臓の位置も正しく整います。

結果として、ぽっこりおなかは即解消!

さらに、胃の圧迫感が解消し、調子がよくなったり、筋肉の代謝や血流アップ、便秘の解消もできます。便秘が解消すれば、おなかはいっそうへこんできますよ。

部分やせについては、「ぽっこりおなかの3タイプ」の項目をチェックしていただき、結果に応じてやり方を変えていただくことも可能ですし、二の腕や太もも、背中など、お肉をつまめるところなら、全身に行うことができます。

気になるぽっちゃり体形、つまぷるでスッキリしてみませんか?

1回20秒
部分やせも自在の「つまぷる」のやり方

「つまぷる」のポイント

⃝2段あるお肉が1段になるくらいを目指して、まとめるように優しくつまむ。
大福を持ったときに、あんこがはみ出ないようにするくらいの力加減でOK!
⃝筋膜に届くように深いところをつまんで、上下に大きく揺らして!
⃝「つまんで伸ばす」ときにお肉が逃げてもいい!
⃝お肉をつまむとき、爪を立てたり肌を強くこすったりしないように気をつけて!

まずは基本
おなかのつまぷる

①おなかを揺らす

つまみたい部分のお肉がたるむ方向に体を曲げ、上下からお肉を集めてしっかりつまむ。
上下にぷるぷる動かす

②おなかを伸ばす

指でお肉がつまめなくなるくらいまで、体を反らす。①~②を1回20秒ほど。
1日2回、できれば朝晩行いましょう

ぽっこりおなかがスッキリ!
下腹のつまぷる

①下腹を揺らす

背中を軽く丸めて立つ。おへそより下のお肉をつまんで上下に揺らす

②下腹を伸ばす

お肉をつまんだまま、息を吸いながら体を反らす。
体はつまんだお肉がつまめなくなるところまでそらすと効果的

③下腹の横をさらに伸ばす

下腹中央のやや横を伸ばす。伸ばしたい側の足(写真だと左足)を1歩後ろへ下げ、お肉をつまむ。
お肉をつまんだら、体を反対側の斜め後ろ(写真だと斜め右後ろ)へ倒し、指でお肉がつまめなくなるまでお腹を伸ばす。
下腹の反対側も同様に伸ばす。①~③を1回30秒ほど。1日2回、できれば朝晩行いましょう

ズボンに乗るお肉を撃退!
横腹のつまぷる

①わき腹をつまむ

準備運動をして、伸びにくいと感じた部分のおなかのお肉をつまみ、上下にぷるぷる動かす。
軽く体を倒してお肉をつまむと、つまみやすい

②わき腹を伸ばす

お肉をつまんだまま、つまんでいるお肉がつまめなくなるまで、体を反対方向にそらす。
①~②を1回20秒ほど。1日2回、できれば朝晩行いましょう
太もものほか、背中・二の腕・腰もつまぷるOK!
つまんで揺らすだけで効果あり!
この記事は『ゆほびか』2022年8月号に掲載されています。