「き」「に」を書いたら数時間で症状が消えた!
私は2016年から「龍体文字」を治療に取り入れています。龍体文字とは、古代使われていたとされる神代文字の一つです。なかでも「き」「に」の2文字は、鍼灸院での治療にも役立っています。
龍体文字について書かれた本に、「『きに』には体の痛みや不調を改善するパワーがある」と記されていたため、患者さんに試したところ効果てきめん! 腰痛やひざ痛が改善したり、病気の症状や検査数値がよくなる人が続出したのです。
私は治療するとき、患者さんの体に手をかざして気の強さを確かめます。この方法で文字のパワーを調べてみると、龍体文字からは他の神代文字よりはるかに強い気が出ていることも確認できました。
龍体文字の「き」「に」は、痛みや不調のある箇所に直接書いたり、その文字を書いたテープを貼ったり、腹巻きやエプロンに書いて着用したりするのが効果的です。また、手のひらに書くことで、効果が得られるケースもあります。
先日、こんな手紙をいただきました。「左目にものもらいができ、どんどん腫れて痛くなってきたため、龍体文字の『きに』を手のひらに書いたところ、翌日には痛みがかゆみに変わり、その翌日にはすっかり治っていた」というのです。
さらに、そのかたのご主人は2カ月前から指に痛みがあり、病院でレントゲン検査をしても原因がわからなかったそうです。ところが、手のひらに龍体文字の「き」「に」を書いたら、数時間後につめから大きなトゲが出てきて、痛みが治まったとのこと。即効性に驚くとともに、とても喜んでいらっしゃいました。
このほか、鍼灸師をめざすアメリカ人が見学に来たとき、ひざに「き」「に」を書いたら、ひざの痛みが一瞬で消えて驚かれたこともあります。
大型犬に噛まれ、動物病院で「もう歩けません」といわれた飼い犬に、「き」「に」を書いたテープを貼ったら出血が止まり、その後元気に回復したという話も聞きました。
日々寄せられる龍体文字の効果の報告に、私自身、驚きの連続です。
目が楽になり白内障や緑内障が改善した人も!
現代は、パソコン作業による目の疲れを訴える人も多くいます。周りを見渡しても目が悪い人ばかり。ほとんどがメガネをかけています。そこで私は、「き」「に」を書いたアイマスクを作り、目の不調を訴える患者さんに勧めています。
すると、アイマスクを使った人から、「目がすごく楽になる!」「疲れ目で重く感じていたのが、軽くなったし、不思議と視界も明るくなりました」といった声が届いています。
なかには、白内障(加齢とともに目の水晶体が白く濁って視力が低下する病気)や、緑内障(視神経という器官に障害が起こり、視野が狭くなる病気)の症状が改善した人、去年の健康診断のときより視力が上がっていた70歳代の人もいました。
老眼にも効果があります。「き」「に」が痛みなどの症状を改善するのは、血液循環がよくなるからと考えています。老眼は、目のピントを調節する筋肉の衰えが一因です。血液循環がよくなれば、筋肉が柔軟になります。そうすれば、目のピントを調節する機能も高まるはずです。
龍体文字で「き」「に」を書いたアイマスクは手作りすることができます。名づけて「龍体文字メガネ」。目に不調を感じているかたは、ぜひ試してみてください。
上手でなくてもよいので丁寧に書くことがたいせつ
龍体文字メガネの作り方は、まず布製のアイマスクを用意してください。私は麻のアイマスクを使用していますが、素材はお好みのものでかまいません。最近は100円ショップなどでも手に入るようです。
用意したアイマスクに、龍体文字の「き」「に」を油性ペンで書いていきます。書き順にはこだわらず、書きやすいところから書いてください。
大事なのは、線の数や形を間違えないこと。そして、上手に書けなくてもいいので、気持ちをこめてていねいに書くことです。「健康になりたい」と願いながら自分で書くことで、龍体文字のエネルギーがより高まるのではないでしょうか。
生地が黒など濃い色の場合は、黒系のペンで書いても、文字が見えにくいので、白系などの目立つ色のペンで書くとよいでしょう。
龍体文字は、アイマスクを着けたときに外側になるほうに書き、アイマスク全体に「き」「に」をいくつか並べて書くことをお勧めします(下の写真参照)。
龍体文字が、ちょうど眼球の位置にくるかどうかは、あまり気にしなくてもかまいません。文字からエネルギーが出ているので、外側に書いても、布越しでもパワーが伝わります。「き」「に」をいくつか書いておけば、目だけでなく、その周辺の鼻や頭にもいい影響が期待できます。
龍体文字メガネの上手な使い方
完成した龍体文字メガネは、夜寝るときに着けると、1日酷使した目の疲れを癒すことができます。眠りの質もよくなり、翌朝すっきりと目覚められるでしょう。目がぱっちりと開き、視界が明るく感じられる人も多いようです。
パソコン作業や読書などをして目が疲れたときに、龍体文字メガネを着けて休憩するのもお勧めです。ものもらいや目の痛みなど、不快な症状があるときの手当て法としても効果的です。個人差はあると思いますが、前述した手紙の体験者のように、即効性も期待できます。
刺激等があるわけではなので、何か作業をするとき以外はいつでも、何時間でも着けていただいてかまいません。物を見る必要のないときは、この龍体文字メガネでゆっくり休めて、目を癒やしてあげてください。
メガネをかけた翌朝目ヤニが出て不快な症状が大軽快!
当院で龍体文字メガネを勧めて、目の症状がよくなったかたの症例をいくつか紹介しましょう。
1人目は、40代という若さで、両目とも緑内障を患っていた女性です。片方の目はすでに真っ暗で何も見えない状態。もう片方もいずれ失明するのではないかと不安になり、私の鍼灸院に来られました。
そこで、食養生とともに、龍体文字メガネを勧めました。早速その日から実践したそうです。
すると、わずか10日後に、真っ暗になっていたほうの目が見えるようになったそうです。この効果には、さすがに私も驚嘆しました。
2人目は、断食合宿に参加した50代の男性です。このかたは20歳の頃に白内障になり、片方の目は手術したもののよくならず、もう片方も手術したほうがいいといわれましたが、受けなかったそうです。
合宿前から食養生を行い、合宿中は断食や運動療法に取り組んでもらいました。また、龍体文字メガネを着けて寝た翌朝、目ヤニがドッと出たといいます。以来、目の調子はいいようです。
3人目は、肝臓と腸の難病を患い、食養生を実践していた女子高生です。あるとき、テスト勉強をしていて目が疲れたため、お母さんが持っていた龍体文字メガネを借りて、それを着けて寝たそうです。
すると、深い睡眠が得られて、翌朝スッキリとした頭でテストを受けることができたといいます。成績もアップしたと喜んでいました。
さまざまな効果がある龍体文字メガネですが、食事や運動も組み合わせたほうが、より効果は高いと私は考えています。
ですから私は、龍体文字メガネに加えて、1日1万2000歩くらい歩くことを勧めています。歩いて筋肉を動かすことで全身の血液循環をよくすれば、龍体文字メガネでよくなった目の循環を持続させることにつながるはずです。