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【両手ブラブラ】で腰痛・ひざ痛・肩こりを一掃と医師も絶賛!90歳でも驚きの柔軟性をキープ

2020/11/05

羽田美智子さんの体調不良も軽快!

 私は長年にわたって東洋医学を学び、気功の修練に取り組み始めたのは53歳のときです。

 今年90歳になりますが、脳も内臓も健康で、若い人たちといっしょに修練に取り組むほど元気な毎日を送っています。

 体の痛みや体調不良などで私のところを訪ねてくる人は、皆さん、筋肉がサビついてしまっています。

 そうした人に限らず、多くの現代人は、体中の筋肉が硬くこわばり、血管が汚れ、60兆個あるという細胞の一つひとつまでがサビだらけの状態にあります。

気功の導引(柔軟体操)を披露する荒井先生。
とても90 歳とは思えない体の柔らかさ

 筋肉のサビがわかりやすく出るのが、体の硬さです。体の柔軟性がなく、ネコ背で姿勢が悪かったり、肩こりや腰痛、頭痛、生理痛などに悩まされたりしている人は、筋肉がサビていることが原因です。

 疲労感がずっと抜けない、疲れやすい、胃腸が弱く、便秘や下痢になりやすい、おなか周りの脂肪が目立つ、むくみやすい、肌が荒れやすい、カゼを引きやすい……これらもすべて、筋肉のサビが原因なのです。

 心と体は一つにつながっています。それは体がサビつけば、心もサビつくことを意味します。イライラ、クヨクヨ、気持ちが晴れない、うつっぽい、常に悪いほうに考える、やる気が起きない、心に余裕がない……といった状態は、心のサビが原因だと言ってよいでしょう。

俳優の榎木孝明さん、羽田美智子さんと写る荒井先生。羽田美智子さんの震災うつも筋肉のサビを取る体操で改善した

 これらの症状は、これからお教えする「両手ブラブラ」やストレッチを実践することで、驚くほどよくなります。私の主宰する荒井塾のモットーは「がんばらないこと」です。両手ブラブラやストレッチも、がんばることなく、誰でも簡単にできます。

 女優の羽田美智子さんは、東日本大震災の精神的ショックと冷えによって、体調を崩していました。「震災うつ」とも呼べるような状態だったと思います。

 しかし、両手ブラブラやストレッチを熱心に続けられて、グングン体調が回復されました。

 ほかにも、俳優の榎木孝明さんや女優の青山倫子さんなどの芸能関係のかたや、政界や財界の著名人などにも、両手ブラブラやストレッチを実践され、心身の健康維持に役立てているかたがたくさんいらっしゃいます。

時代劇『逃亡者 おりん』(テ㆑ビ東京系)の主役・おりん役などで活躍する女優の
青山倫子さんも「両手ブラブラ」の愛好者

簡単な柔軟体操で筋肉のサビは取れる

 それでは、筋肉のサビを取る体操のやり方を紹介していきます。まず、体の硬さをチェックします。

 床に座って両足を開き、上半身をかがめていく柔軟体操で、自分の体の硬さを把握できます。

 体が柔らかい人でも、筋肉をきちんと使わないと、どんどんサビていきます。歳とともに体は老化し、長い間使っていない扉のように、ギシギシ、ガタガタと、スムーズに動かなくなってしまうのです。

 サビはどんどん広がっていきます。筋肉のサビも放置すれば、内臓や脳、心にも及んでいきます。内臓がサビていては、エネルギーがじゅうぶんに作り出されません。

 逆に言うと、筋肉のサビを取れば、年を取っても、体はスムーズに動きます。90歳の私は、腰も足も痛くないですし、背筋もピンと伸びています。老化で体が動かなくなるのではなく、サビつくから動かなくなるのです。

2人を抱えて立ち上がる荒井先生。気功には力は必要ないことがわかる

 そのためにはまず、体を柔らかくすることです。それには、「筋肉に語りかける柔軟体操」が欠かせません。

 無理のない範囲で足を広げて座り、前屈していきます。痛む箇所や硬さを感じる箇所の筋肉と対話するように前屈しましょう。対話の意味がわからない人は、ゆっくり呼吸をしながら行ってください。

 気の世界では、こうしたサビを取る柔軟体操のことを「導引」と呼んでいます。導引は、気功の基本中の基本の動きです。

 体が硬くて少しも動かないという人は、ゆっくり呼吸しながら、5分ほど曲げたり、戻したりを繰り返してみましょう。最初よりは体が柔軟になっているはずです。

 導引を毎日の日課にすると、早い人なら1カ月程度で、開脚した状態で胸が床にピタリとつくようになります。

柔軟な体の素地を作る両手ブラブラ

 導引が終わったら、次にトライしてほしいのが、「両手ブラブラ」です。これは上半身をほぐすことを目的にしています。

 両手ブラブラは、太極拳の基本動作である「スワイショウ」を元にしたもので、非常に簡単ですが、筋肉のサビを効果的に取るのにとても適したエクササイズです。

 両手ブラブラで最も大事なのは、力を抜くこと。このとき、頭で「力を抜かなきゃ」と考えてはいけません。体の中心である腰を起点に体を動かすようにしてください。それだけで、自然と力は抜けるのです。

「両手ブラブラ」という名がついていますが、腕ではなく、腰を動かすことを意識してください。最小の力で腰を回転させることで、硬くなっていた股関節が緩み、結果的に体を柔らかくする素地ができてきます。

 私が両手ブラブラを勧めるのは、上半身が無用に力んでしまっている人が多いからです。上体の緊張は、肩や首のこり、頭痛や眼精疲労、ネコ背や腰痛、心の不調などにもつながっていきます。

 最初は、筋肉に語りかける柔軟体操と両手ブラブラをセットで続けてみてください。すごく簡単な動作だと思いますが、これを続けるだけで、筋肉のサビはかなり取れ、体は柔軟になり、心身の健康状態は大いに改善されるはずです。

≪体を柔らかくして、筋肉のサビを取る筋肉に語りかける柔軟体操≫

できるだけ開脚した状態で座り、鼻から息を吐きながらゆっくりと前屈する。痛みを感じるところに意識を向け、体と対話しながら行う

※足がどれくらい開くか、その姿勢でどれくらい前屈できるか、確認しながら行う

※無理をせず、気持ちよさを感じる程度にゆっくり行う。硬くて曲がらない場合、何度か上体を起こし、曲がる範囲で息を吐きながら、繰り返し行う

3~5分程度、できれば朝晩に行う

≪上半身をほぐし、こりや痛みを取る【両手ブラブラ】≫