神社と龍はとても関わりが深く、つながりやすい神聖な場所です。特に、ご紹介する神社は、私が参拝した際に印象的な体験をした神社で、強いエネルギーを宿した龍神様がいらっしゃいます。
各神社に出向く都合がつくかたは、ぜひ一度、参拝してみてください。
もし、直接参拝するのが難しいならば、近場で龍神様をお祀りする神社をインターネットなどで探し、そちらへ参拝されてもいっこうにかまいません。
玉置神社
玉置神社は、宇宙の強大なエネルギーをダイレクトに感じられる場所です。山奥を車・バスで上り続けて触れられる、この世のものとは思えないご神気——。その雰囲気に触れようと、実は世界中のスピリチュアリストたちが訪れる神社です。
本殿の奥、さらに山の上にある「玉石社」で、私は龍と出合いました。この玉石社のご祭神は、熊野地方で龍神様として祀られている「大巳貴命」。光と風に包まれながら出会えた龍神様に、私は素直に金運向上をお願いしました。すると参拝後、収入は龍のごとく急上昇。経済的に苦しかった状況を打破し、ケタが1つ増えた収入を継続的に得るほどになれたのです。
「神様に呼ばれないと行けない神社」と呼ばれる通り、アクセス面で少し困難なところではありますが、一度は参拝していただきたい神社です。特に、金運・仕事運のアップを願う人にお勧めします。
田無神社
田無神社の大きな魅力は、鎌倉時代の創立以来、人々に開かれた神社であるということ。このオープンなエネルギーが、「好きなことを仕事にしたい人」「好きな仕事でお金を引き寄せたい人」の背中を押してくれます。
本殿には、ご祭神の「級津彦命」「級戸辺命」が「金龍」として祀られています。また、境内各所にも、「黒龍」「白龍」「赤龍」「青龍」「金龍」が配祀されています。さらに、本殿に続く表参道は「龍神の道」と呼ばれ、東参道には「撫龍」という龍の石像もあり、いたるところで龍のエネルギーに触れられます。
ちなみに、田無神社の公式ホームページには、「宇宙につながる小さな扉」との文言があります。それはつまり、多くの人々が龍という高次元の存在に近づき、そのエネルギーを受け取れるようにしてくれている神社ということだと、私は解釈しています。
江島神社
江島神社に伝わる『江島縁起』によると、約1500年前の江ノ島周辺には、頭が5つある龍がいたそうです。その龍と縁が深く、なかでもご祭神「龍宮大神」を祀る「龍宮」でお参りをすると、龍がお願いごとを天高く飛ばしてくれるといわれています。
実際、龍宮の周辺では、たくさんの龍が飛んでいて、龍の高いエネルギーがひしひしと感じられます。龍の存在を、とてもわかりやすく感じられる神社です。
貴船神社
貴船神社には、「高龗神」という神様が祀られています。「龗」とは、まさしく龍のことです。また、「奥宮」には、「日本3大龍穴」の一つがあります。「龍穴」とは、大地のエネルギーの流れ(龍脈)が集中している場所のこと。つまり、この奥宮には、龍が集まってくるのです。
そうしたこともあってか、古くは「貴船」を「氣生根」と表したようです。「気のエネルギーが生じる根本の場所」になっている神社です。そのエネルギーを感じながら参拝してください。
戸隠神社・九頭龍社
戸隠神社は、スピリチュアルなパワーが非常に強いところです。参道を歩いているうちに、視覚だけではわからないもの=目に見えないエネルギーを、「高次元の眼(第3の眼)」でキャッチしやすくなります。
神社内の5社のうち、龍を最も強く感じられるのは「九頭龍社」です。ここにいらっしゃる龍神は非常に大きく、そのエネルギーに全身を覆われて、龍の体内に入っているような感覚になるぐらいです。
高野山金剛峯寺・奥之院
こちらは神社ではありませんが、お参りをお勧めしたい寺院です。高野山周辺には「龍神」の名のつく場所が多数あり、弘法大師・空海によって開かれた「日本仏教の聖地」でもあります。龍のエネルギーとともに、とても力強く生きた空海のエネルギーにも触れられるところです。
そして実は、このお寺にある「燈籠堂」というお堂で、私は生まれて初めて龍と出会いました。ですから、龍をまだ感じたことがない人も、こちらなら龍と出会えるかもしれません。