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占い師隆之介先生の これからの時代に幸せをつかむ「運を上げる習慣」第1回

 九星気学を中心に、タロットカードなどを組み合わせて鑑定している隆之介です。
 昨年以降、世界的規模で蔓延した新型コロナウイルスの兆しは、実はある程度、占い上では読めていたことでした。
 九星気学では、9年サイクルで運勢と運気が巡ります。新型コロナウイルスが蔓延した2020年の9年前の2011年は、東日本大震災が起こっていま。今後も注意深く見ていく必要があります。

 2021年は、「お金」の変化がキーワードです。貧富の二極化がさらに進み、その差が大きくなっていくでしょう。
 どんな時代になっても、お金に関する不安はなくなることはありませんが、今までのような物質的な豊かさよりも、今が幸せかどうかに意識が向き、心(魂)の時代になっていくと思われます。

 私はよく恋愛鑑定の依頼を受けるのですが、ほとんどのかたが、過去の恋愛で経験した失敗にとらわれ、自分や相手の未来がこれからどうなるのかを思案しているケースが多くあります。
 こういう人の多くは、肉体は、今ここにあっても、意識はいつも過去や未来に行ってしまっています。言うなれば、過去や未来に生きていて、今を生きていないことが多いのです。
 肉体と魂が別々に生きている状態では、いつまでたっても幸せになることはできません。
 これからの「魂の時代」では、心のままに今を生きることがたいせつになってくると考えています。これから3回にわたって、すぐに実践することができる運を上げる習慣を紹介していきます。いずれのメソッドも高い効果が期待できるので、無理のない範囲で取り入れてみてください。


 第1回は、直感を磨く「散歩瞑想」です。


瞑想といっても難しいことはありません。歩くときに、自分の足の裏に意識を集中するだけです。

 普段、歩いているときには、携帯電話を気にしたり、何か考え事をしたりしながら、歩いていることが多いと思います。これを、ただ足の裏を意識しながら歩いて、その感覚に没頭するだけで、今この瞬間の自分を感じることができるのです。

足の裏を意識しながら歩いて、その感覚に没頭する

 通勤途中など急いでいるときには、なかなか自分の感覚に集中しにくいものです。休日に散歩をしながら、5分だけでも意識を自分の体に向けるようにしてください。

 すると、フッと何か違和感を覚えたり、発見があったり、心の声がわき起こったりと、直感からのサインが現れてくるようになります。

 今度の休日、早速やってみませんか。次回もどうぞお楽しみに!

●本記事は『ゆほびかGOLD』2020年10月号掲載記事を再編集したものです。