財布をお清めすると金運が上がる
お清めと言うと、お通夜や葬儀で弔問客に配られるお塩や、玄関の盛り塩をイメージするかたもいるでしょう。
昔から私たち日本人は、お塩を始め、さまざまな器具や方法を使って、人や場所、物や道具の邪気を払うために、お清めを行ってきました。
お清めというのは、邪気を払う目的だけではありません。お清めをすると、場や物が浄化されるので、運を引き寄せることができるのです。
運気の中でも金運には、お清めが欠かせません。お金にとって、いわば定位置であるお財布のお清めは、ぜひ行っていただきたいものです。「今使っているお財布を自分で浄化する」。これはお金の心願をかなえるための絶対条件と言っても過言ではありません。
特に、お金のエネルギーが満ちてきたタイミングでお財布を浄化すると、そのエネルギーが何倍にも高まる効果が期待できます。
お財布をお清めすることで、今までにないスピードで、お金がどんどん貯まり始めるかもしれません。たとえ貧乏神が近くにいても、お財布を浄化したあとは、しばらく寄りつかなくなるでしょう。
ただし、浄化の効き目は、恒久的なものではないので、やはり定期的に行うようにしてください。
お財布のお清めなんて初耳だとか、やったことがないという人のほうが多いかもしれませんね。ところが、お金持ちの人たちにとっては、半ば常識なのです。
と言うのも、彼らの多くはお財布を浄化する方法を1つか2つ、習慣にして続けているからです。
そのお財布のお清め習慣が、お金持ちの人たちの金運を支え、さらに上げているというわけです。これは、真似しない手はありませんよね。
お金にとって財布はホテルのようなもの
ではなぜ、お財布を浄化すると金運が上がるのか、その理由から簡単にお話ししましょう。
そもそもお財布はお金の居場所で、もっと言えば、いつもお金が出入りしている仮の住まい。人の手から手を渡って長旅をして来たお金が、体をゆっくり休める「ホテル」のようなものです。
ホテルにたどり着いたお金には、気持ちよく休んで、できれば長期滞在してもらわなければいけません。そのためには、ホテルであるお財布はいつもきれいで、居心地のいい空間でなければいけないのです。
きれいに浄化され、居心地のいいお財布に入ったお金がゆっくり休めると、エネルギーがつき、お金の機嫌もよくなります。
すると、お金が自分の意志でお財布に止まり、さらに、外にいる仲間のお金を、自分がいるお財布の中に連れて来てくれます。これこそが、次々とお金が入ってくる〝金持ち財布〟の正体なのです。
一方、浄化が行き届いていない居心地の悪いお財布にはお金がとどまらず、仲間を連れて来ることもありません。これが、お金が入ってもすぐに出ていってしまう、出費ばかりの〝貧乏財布〟の正体です。
そしてさらには、1万円札でも1000円札でもお金はみんな広い世間を渡り歩き、さまざまな困難や苦労を経験してきました。
ですから、浄化していないお財布の中は、お金の邪気や負のエネルギーが充満しているわけです。お金についてきた悪いものを落とすためにも、お財布のお清めが、どうしても必要なのです。