①カード:財布に入れるのは5枚だけ
ポイントカードは、よけいな買いモノを招く原因となりますし、たくさん持てば持つほど、通う店が増え、それぞれのカードのポイントがたまりにくくなります。「期限内にポイントを確実に換金できる」モノを3枚選び、それ以外は処分。
◎クレジットカードは1枚
◎ポイントカードは3枚
◎身分証明書は1枚
◎キャッシュカードは入れない
◎カードの指定席を決める
②レシート:受け取らない
たまったレシートが「財布が汚い=お金がない」という思い込みを作り出している可能性も。ネガティブな感情は、お金のエネルギーを失わせます。
またレシートの束の間にお金が埋もれると、金額を把握できないことにもつながります。レシートは、受け取らないか、財布とは別の場所に保管します。
③お札:10000円札を手前に入れる
両替のことを「お金をくずす」と表現するとおり、くずれたお金=少額のお札や硬貨は、「くずれているなら使っていいや」と無駄遣いを招きがちです。
軽い気持ちで使ってしまいやすい1000円札・5000円札を守るべく、10000円札は手前に入れます。
④小銭:なるべくピッタリ出す
お金はくずせばくずすほど、無駄遣いしやすいもの。お札はなるべくくずさず、小銭から使います。
また、お店の人とのお金のやり取りは、「お金のエネルギー」を交換する貴重な機会。細かい小銭を探す手間を惜しまず、ゆったりと、感謝の気持ちでお金を払いましょう。
「1円玉を大事にする人は10000円札に愛される」といいます。小銭を大事に扱ってあげてください。
⑤財布の守り神:3つ折りの10000円札を入れる
守り神として、10000円札を、財布のカード入れの最も見えやすい位置に入れ、いつも「お金がある」状態を作ります。
万が一、3つ折りのお札を使う必要がある場面になったなら、お金の使い方が乱れているサイン。お金の通り道を再確認しましょう。
なお、お金の通り道が停滞しないよう、月初めに現金をおろしたら、3つ折りのお札は作り替えます。
財布を片づけたら…実話①「毎月2万円、自然に貯まるようになった!」
夫婦で13冊もの通帳を持っていたころは、お金の管理も貯金も全くできませんでした。通帳・キャッシュカードを1枚にしたら、月2万円も貯金できるようになりました。
財布を片づけたら…実話②「住宅ローン800万円減額!」
以前はクレジットカードの枚数が多過ぎて管理が行き届かず、支払いが滞ることもありました。カードの枚数を減らしたら、そのような失敗は皆無に。
カード支払いが滞り気味だったころは、新たなローンの申請も通りませんでしたが、市居先生のおかげで借り換え成功。財布を片づけ、お金の通り道を把握できたおかげで800万円も得しました。