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【巳の日・己巳の日に】弁財天様とつながり宝くじ当選! 白蛇神社8選

2020/03/01

岩國白蛇神社の手水

古くからの蛇信仰は龍とも関連している

「蛇行」という言葉どおり、うねり流れる川は巨大な蛇に似ています。古代中国では、黄河や長江などの大河は人々に豊かさと災厄の両方をもたらすもので、畏怖の対象でした。中国で水の神である「龍」が生まれたルーツはそこにあります。

 また、インドを発祥とするナーガ信仰は、やはり水の神としての蛇信仰で、仏教の伝来とともに東南アジア全域に広がりました。ナーガは中国に伝わる際に龍と訳されており、東南アジア版の龍神といえます。

 日本では、蛇信仰は縄文時代に端を発するという説があります。長野県の諏訪大社は龍神信仰の社としても知られますが、こちらの神事には土着の蛇神信仰との関連が見受けられるといわれます。

島根県の出雲大社や日御碕神社にも龍蛇神の信仰があり、龍蛇神にまつわる神事も行われています。注連縄の形状も、交尾する蛇だという説があります。

 また、『古事記』や『日本書紀』にも、蛇にまつわる記述は多くあります。例えば、奈良の古社・大神神社がお祀りする大物主大神の化身が白蛇だったという伝承は、同社の境内の各所に卵がお供えされるゆえんです。

 蛇神や龍蛇神は、水神としての側面から、火災や洪水など水にまつわる災厄除けに関してご利益・ご神徳があるとされ、そしてひいては、五穀豊穣、健康長寿、開運全般にもつながるとされます。

 その理由はまず、蛇は穀物を荒らすネズミを食べること。そして、最低限の餌で長期間生きられる生命力を持つこと。さらに、脱皮を繰り返すことが治癒や再生を象徴し、常若(※)と長寿につながります。

※常若とは 常に若々しく、それをいつまでも保つという神道の思想。

 このほか、蛇皮の模様が小判に似ているために、お金につながるという説もあります。

白蛇さまは金運をもたらす弁財天の使い

 このように、蛇自体が縁起がよいとされてきたわけですが、特に白蛇さまが福運、金運をもたらすと言われるのはなぜでしょうか。

 理由の1つは、その存在の希少さです。例えば、有名な山口県岩国市の白蛇は、アオダイショウが白化したもの(アルビノ)で、大正時代に天然記念物に指定されていますが、それ以前からずっと神のお使いとしてたいせつにされてきました。

岩國の白蛇(岩國白蛇神社に隣接する白蛇資料館で撮影)

 白蛇はめったにいないため、神秘的な存在で、現れること自体にメッセージ性があり、幸運が訪れる予兆とされてきたからです。

 もう1つの理由は、白蛇さまが七福神の一柱・弁財天の眷属(使い)、もしくは化身とされることです。

 実際、白蛇さまをお祀りする神社の多くでは、弁財天や、弁財天と同一神とされる市杵島姫命(宗像三女神の一柱)をお祀りしています。

 弁財天はヒンドゥー教の女神・サラスヴァティが中国経由で日本に伝わったもので、芸術や学問、蓄財の神様とされます。これが、白蛇が富をもたらすとされるゆえんです。

 それでは、白蛇の金運パワーをいただくにはどうすればよいのでしょうか。お勧めの1つは、白蛇とのご縁が深い神社を参拝することです。

 こうした神社の多くでは、弁財天や市杵島姫命(弁財天と同一神)をお祀りしています。仏教・修験道とかかわりが深い八大龍王や、人頭蛇身の像で知られる宇賀神をお祀りする社寺も、白蛇とご縁が深いといえます。その多くでは、蛇にまつわる伝説があったり、近年に白蛇が現れたりしています。

 白蛇で有名な神社を下記にリストアップしました。

蛇窪神社
東京都品川区二葉4-4-12

鎌倉時代に現在の境内となる地に白蛇さまが住んでいたのが起源。随所に白蛇さまがおられ、特別祈願のある巳の日や己巳の日には大行列ができる

岩國白蛇神社
山口県岩国氏今津町6-4-2

有名な岩國の白蛇は江戸時代の終わり頃から信仰の対象となった。平成24年にこの信仰を受け継ぐ神社として建立された

大神神社
奈良県桜井市三輪1422

大物主大神をお祀りする奈良の古社。大物主大神は白蛇さまの化身とされ、境内に卵がお供えされるのは蛇神信仰が今に伝わっている証左

阿蘇白水龍神權現
熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3290-1

阿蘇独自のDNAを持つ白蛇さまが一心行の大桜近くに現れたのが建立のきっかけ。白蛇さまをご神体として祀り、金運、商売繁盛、子宝などのご神徳がある

白蛇辨財天
栃木県真岡市久下田西2-63

古来、樹木や山藤に囲まれた古池ヶ渕という地に建つ。そこに2匹の白蛇さまがおられ、異変の際には姿を現したという。「金運銭洗いの滝」の御神水も有名

八坂神社
群馬県太田市世良田町1497

本社の裏山に弁天社が鎮座。弁財天様の御使いとされる白蛇さまを祀り、社務所には生きた白蛇さまも。巳の日には白蛇の抜け殻を授与している

老神温泉赤城神社
群馬県沼田市利根町老神

赤城山の開祖と伝わる蛇神をお祀りする急斜面に建つ社。例祭となる大蛇まつりでは巨大な大蛇みこし、白蛇みこしが温泉街を練り歩く

白蛇弁天
和歌山県那智勝浦町

紀伊半島の東南に位置する勝浦町に弁天島という小島があり、干潮時に歩いて渡ることができる。ここに鎮座する白蛇弁天は金運スポットとされる

巳の日や己巳(つちのとみ)の日は、弁財天とそのお遣いとされる白蛇さまのご縁日とされます。己巳の日は60日に1度しか巡りませんので、貴重でありより金運に寄与するとされます。

ぜひ、己巳の日に白蛇さま神社を訪れてみてください。

白蛇さまと弁財天に願いを届けると、金運の向上が実感できるかもしれません。

■2020年の己巳の日(3月以降)
3月27日
5月26日
7月25日
9月23日
11月22日

■お知らせ

 ゆほびか特別編集のムック『願いが叶う!最高の開運神社』では、白蛇さまを祀る神社の中でもとりわけ有名な東京都の蛇窪神社と、山口県の岩國白蛇神社にフォーカスしています。
 ぜひ、写真と各社の宮司様のお話から、白蛇さまの貴重な開運パワーに触れてみてください。

ムックの内容についてはこちら