糖尿病専門医が考案!実績もある簡単な方法
長く続いてきた緊急事態宣言の外出自粛にテレワーク……「運動不足で太ったかも」「血糖値が心配」という人も多いでしょう。
実は、好きなものを食べて血糖値を下げられて、おまけにやせる方法があります……!
「そんな方法、あるわけない!」そう思っていませんか?
ところが、あるんです!
それは糖尿病専門医が考案し、実際に多くの改善例があり、大学の栄養科でも研究が重ねられている方法なのです。
通常、糖尿病の治療は、食習慣と食事内容の改善から始まります。
これが、実はかなり過酷なもの。
継続率は約28%というデータがあり、多くの人が挫折してしまっているのです。
そこで、糖尿病を専門とする梶山内科クリニックの梶山静夫医師と、管理栄養士でもある京都女子大学食物栄養学科の今井佐恵子教授が考案したのが、「食べる順番」療法。
この療法は、なんと食べる順番を変えるだけ!
つらい食事制限もカロリー制限も必要なく、多くの人が血糖値のコントロールに成功しているのです。
食べる順番療法の継続率は、なんと98%!
そのうち97%で血糖値を下げることに成功したというのですから、まさに夢のような手法です。
食べる順番さえ守れば厳しいカロリー制限は不要!
食べる順番療法のやり方は、とってもシンプルなもの。
食事を以下の順番で食べるだけです。
① 野菜(生でも火が通ったものでも)
② たんぱく質(肉、魚、大豆などのおかず)
③ ご飯(パン類、麺類、イモ類も)
ご飯(炭水化物)を食べると血糖値が上昇します。
しかし、ご飯の前に野菜を食べると、食物繊維が腸管でブドウ糖の吸収を抑え、血糖値の上昇が緩やかになるのです。
この血糖値の急上昇を抑えることが、糖尿病の改善やダイエットにもとても大事なことなのです。
食べる順番を守ること。これさえ行えば、ステーキも唐揚げもお寿司もラーメンもピザも、我慢することはありません。
厳しいカロリー制限も必要ないのです。ダイエットにも多くの人が成功しています。
とってもシンプルですので、ぜひ実践してみてください。

握りこぶし1つ分の野菜をとるのが目安!
『ゆほびか』2021年11月号では、さらに詳しい食べる順番療法のやり方のほか、食べる順番療法で糖尿病が改善した症例、また、野菜を食べなくても食べる順番療法が行える裏ワザなどもご紹介しています。ぜひ手にとってみてくださいね。
