細胞に酸素を送り込み、肌を若く保つために重要なのが、血流です。血流がよければ、細胞内に供給される酸素量が増えます。そのために私がお勧めしているのが、「炭酸美容」です。その中でも、簡単で効果が高いと人気なのが「炭酸ジェルパック」です。
現在は、少々高価ですがドラッグストアなどでも炭酸ジェルパックの製品を購入できるようになりました。でも、安く手作りすることも可能なんです!
手作り炭酸ジェルパックの作り方をご紹介します。
炭酸が肌にいい理由は…前編を読む
くすみ・シミを一掃! 肌が明るくなる!炭酸ジェルパックの作り方
用意するもの

・重曹 小さじ4分の1
・クエン酸 小さじ4分の1
・キサンタンガム
(あるいはグァガム) 小さじ4分の1
・グリセリン 5㎖
・精製水か浄水 50㎖
1 グリセリンの中にキサンタンガムを入れてよく混ぜる

2 ①に重曹を加えてよく混ぜる

3 ②に水を入れてジェル状になるまでよくかき混ぜる

4 ③にクエン酸を投入して混ぜる

5 シュワシュワと泡が湧き上がってきたらできあがり。混ぜすぎると炭酸ガスが飛んでしまうので、適度なところでやめる

⑤をへらにとって肌にのせるように塗る

全体に塗ったら、10~15分おく。終わったら、ぬるま湯で洗い流す

※泡が湧き上がってから30分程度はジェルにじゅうぶんな炭酸が残るので、慌てて塗らなくてもOK
※ジェルが垂れる場合、市販のシートマスクで顔を覆ってもよい
※塗ったまま30分以上放置しない
※週に1回程度行うのが目安
※炭酸ジェルパックは比較的刺激の少ない物質を使用していますが、肌が敏感なかたは事前にパッチテストを行ってください。腕の内側など、体の目立たない部分に炭酸ジェルパックを塗布し、30分後と48時間後の2回、確認してください。そのとき、塗布部に異常が出た場合は、こすらずに直ちに洗い落とし、すぐに皮膚科専門医の診療を受けてください