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【幸せになる家の作り方】金運・健康運・対人運が上がる!邪気を祓う「焼き塩」の作り方

「鬼門・トイレ・玄関」の整え方

最近、「在宅時間が長くなった」という人が増え、「家・部屋」と「住む人」の関係が、より一層見逃せないものになっています。

ちょっと想像してみてください。

自分の家を「なんとなくイヤだ」とか「嫌い」などと思っていたら、そこで過ごす時間というのは、少し大げさかもしれませんが″牢屋にいることと同じ〟と思いませんか?

一方、家を気持ちよく過ごせる空間に整え、「この空間が好き」と感じながら過ごすと、“牢屋にいるよう〟だった感覚は一変。″リゾートにいるよう〟になります。そして、どちらの家・心理状態の人に幸運が訪れるか? と問われれば、「自分の家が嫌いな人」ではなく「自分の家を好きな人」であることは当然です。

事実、私の元には、「家を過ごしやすく整えたら開運した」「お金の巡りがよくなった」「よく眠れるようになり、体調までよくなった」という声が続々と届いています。

しかも、家を整えた翌日から変化を感じるケースもあるぐらいですから、在宅時間が増えた今こそ、家を整えて好きになり、幸せや運を引き寄せる絶好機なのです。

捨てるコツは、二つ。
「必要」「好き」以外は捨てる

私はこれまでに、一級建築士として多くの人の住まいづくりに携わってきました。

その経験から、「建築空間(=家や部屋)」と「人の心理・感情」が互いに大きな影響を与え合っている「建築空間心理学」を体系化し、さらに家相や風水も取り入れながら、運と家のお話を書籍やYouTubeなどで伝える活動をしています。

その観点からシンプルに言うと、家の中を片づけたり、掃除したり、余計なものを捨てたりして、家を好きになる方向へ意識を向けた瞬間から、運は上がり始めます。

気持ちのいい空間が、人の心理・感情にプラスの作用を及ぼし、ポジティブになった心理・感情が、さらに空間に共鳴して増幅。

そして、訪れる人や周りの人にも、ポジティブなエネルギーが伝わり、お金や人間関係などのさまざまな運に恵まれるようになる……このような好循環が生まれるのです。

もし、家を好きになるという感覚がわかりづらければ、自分の家を「一つの人格」「家族の一員」と考えてみてください。

例えば、家に対して「おはよう」「おやすみ」「行ってきます」「ただいま」などと声をかければ、自然と愛着を持てるようになり、家を好きになるきっかけにもなるはずです。

手づくりの「焼き塩」で家の邪気祓いを

実際に家の中を整えるうえで、特に重視していただきたいのは「鬼門」「トイレ」「玄関」です。

それぞれの整え方については、次の記事で詳しくご紹介しますが、ここでは家の中のどこにでも活用できるアイテムを紹介させてください。

そのアイテムとは、「焼き塩」です。

「家を整える」となると、一般には片づけをした後に″盛り塩で場を浄めるのがいい〟と考える人が少なくないようです。

しかし盛り塩は、本来「客寄せ」や「商売繁盛」にルーツを持つアイテムです。

邪気祓いのためのアイテムではありません。

反対に焼き塩は、家のネガティブな空気やエネルギーを祓う作用がきちんとあります。

実を言うと、これは古神道の先生から直接教わった方法なのですが、塩が焼かれたときに出る匂いや成分に、邪気・霊などの不浄なものを祓う効果があるのです。

その効果は4~5日ほど続くので、自宅はもちろん、旅行の滞在先が心配な場合などに持っていくのもお勧めです。

あなたの「今の住まい」を「幸せと運を導く部屋」にするのは、決して難しいことではなく、新しい家や部屋に引っ越す必要もありません。

家の中の重要ポイントを上手に整え、焼き塩を適宜活用しつつ、今の住まいを好きになる。

こんなシンプルな考え方と行動こそが、あなたの金運や対人運、そして人生そのものを好転させるカギとなるのです。

「焼き塩」の作り方と使い方

用意するもの

・天然塩
・フライパン(傷ついてもよいもの)
・木べら

作り方

❶フライパンに一つかみ程度の塩を入れる
❷強火で最長5分塩を炒る(5分以内で作る)。
 このときダマがあればへらで潰しながら炒る
❸塩がサラサラとし、うっすらとキツネ色になったら完成

※必ず屋外に面する窓は閉め、家の中の扉は全部開け、焼き塩の香りが家中に充満するようにする
※途中で塩が焦げて黒くなってきた場合、作っている塩は捨てて再度作り直す。それでも黒くなるようだったら、日を改めて作り直す
※週一で作るのがお勧め

❶「清まれ」と思いながら、
 気になるエリアに焼き塩を撒く
❷2~3時間そのまま置く
❸ほうきで焼き塩を掃き集め、捨てる

※後からほうきで掃除できる場所に撒く 
※畳やじゅうたんなどがあり、焼き塩が撒けない場合、小皿に盛って部屋の四隅に置くとよい

この記事は『ゆほびか』2022年12月号に掲載されています。