【YOKO式】全自動で夢が叶う！ 潜在意識の魔法②～大好きなことでお金持ちに！出会いも夫婦関係も思いのまま！

【潜在意識活用・基本編】　ネガティブさんだって願いは叶う！「セルフ・コンパッション」

　さて、ここからは願いを叶える「潜在意識の土壌」の作り方をお伝えしましょう。よくある誤解なのですが、「ネガティブでいてはいけない」「後ろ向きだと願いは叶わない」と思っていませんか？

　でも、世の中の成功者は、皆ポジティブな人なのでしょうか。そんなことはないですよね。ネガティブでも性格が悪くても、願いを叶え思い通りに生きている人はたくさんいます。

　では、ネガティブでも願いを叶えている人はどんな人なのか。私が思う彼らの特徴は、「ネガティブな部分を自分で認められていること」だと思います。例えば自信がないことを「自信がなくてダメな私」と捉えるか、「慎ましくて優しい私」と捉えるかで、気持ちは全然違ってきます。

「自信がない」という一見ネガティブに思えることでも、自分がそれを「OK」とすることで、その部分は「単なる自分の個性」に変わります。ネガティブな自分にもOKが出せると、心が安定し現実にもその心の状態が反映されていきます。つまり、圧倒的に成功しやすくなるというわけなんですね。

　逆に「自信がないからダメ」と自分を責めてしまうと、それが現実にも反映されますし、「どうせ成功なんてしないし」と最初から諦めてしまうので、願いが叶いにくくなってしまうんです。

　実はこの「ネガティブをどう捉えるか」も、潜在意識に支配されています。潜在意識に入った「自分はダメだ」といった強い思い込みが、ネガティブな部分はもちろん、一般的に長所と言われる部分まで否定してしまうのです。

　これは私自身、嫌ってほど体験してきました。苦しいですよね。もともとが強く、自分のことなんて、これっぽっちも認められていなかった私です。

　でもこれも、言葉の力で簡単に書き換えていけます。無理にネガティブな部分を受け入れようとしなくても、言葉を変えればすべてが変わり、勝手に自分を受け入れられるようになっていきます。その具体的な方法を、下のページでお教えします。

セルフ・コンパッションで深い自己受容を促し、幸せの土台を作る

　そのままの自分を受け入れるお勧めの方法、それは「セルフ・コンパッション」です。セルフ＝自分、コンパッション＝思いやり・慈悲という意味です。自分のたいせつな人を思いやるように、自分自身を思いやること。つまり、自分に優しくしてあげるということです。

　たいせつな人が「自分なんかダメだ」と落ち込んで傷ついていたら、あなたはどう思うでしょうか。思わず「そんなことないよ」「だいじょうぶだよ」「私はあなたが大好きだよ」と温かい言葉をかけてあげたくなるのではないでしょうか。

　その、他者に対する優しい思いやりの気持ちや言葉を、そのまま自分に向けてあげること。これがセルフ・コンパッションなのです。

セルフ・コンパッションのやり方

　気分が下がってしまったとき、モヤモヤするとき、不安なとき、不快な気持ちになってしまったときなどに、ご自身に向かって以下のような言葉をかけてあげてください。

「いつも本当によくがんばってるね」

「凹んだっていいよ。そのままの気持ちを出していいんだよ」

「だいじょうぶだから。安心してね」

「大好きだよ」

　これはあくまで一例で、この通りの言葉をかけなければいけないというわけではありません。ポイントは、たいせつな人があなたと同じ気持ちでいたら、どんな言葉をかけてあげるか？　です。

　もし、よくわからなければ、「だいじょうぶだよ」だけでも十分です。とにかく自分が感じている気持ちを否定せず、「わかるよ」と寄り添ってあげることが大事なのです。

　セルフ・コンパッションをやるタイミングは、「嫌な気分になったとき、いつでも」です。職場などで声を出せない場合でも、心のなかで言葉を唱えてあげるだけでも落ち着いてきます。

　また、そのときにできなくても、夜寝る前リラックスしているときなどに行うと心が落ち着きやすく、効果的です。「自分自身に意識を向け、優しい言葉をかける」。この行為自体が、心の深い傷を癒やし、潜在意識に刻まれたネガティブな思い込みをどんどん書き換えていきます。

　繰り返すことで、いつの間にか「ネガティブな部分も含めたそのままの自分」を認められるようになっていきますよ。