現世のご利益をもたらす神は五穀豊穣の神
金運を上げるための基本であり、かつ重要なのが、食べ物に感謝を捧げること。簡単ですが効果は絶大です。
伝統的な宗教には、食べ物への感謝の儀式があります。例えば神道では、その年に初めて収穫された稲穂を神に捧げる神事が最も重要です。お米への祈りは、聖なるパワーを高めることにつながるからです。
逆に、黒魔術や呪いでは、トイレにご飯を捨てる儀式を行ったりします。
また、商売繁盛や出世開運、子孫繁栄など現世のご利益をもたらす神は五穀豊穣の神、つまり食べ物の神様です。
そして、世界じゅうの宗教で、運氣は太陽とともにやって来ると考えられています。太陽の光は金色ですし、稲穂が実ると水田が黄金色に輝きます。
このように、お金や成功、実りの豊かさはすべて黄金のメタファー(暗喩)でつながっていますから、食べ物に感謝を捧げることは、黄金の光とエネルギーをイメージすることにつながるのです。
この糧は私を守り育てます、いただきます
毎日、食べ物を前にしたら、与えてくれた神様や命を授けてくれた存在に感謝して「この糧は私を守り育てます、いただきます」と唱え、食事が少しだけピカッと黄金色に輝くのをイメージして食べます。
味が好みでなくとも必ず「おいしいな。ありがたいな」と思って味わい、食事で自分の体が黄金のエネルギーで満たされ、元気になっていく様子をイメージし、喜びましょう。