ネガティブな意識状態だと姿勢が縮こまりがちに…
免疫力を高め、病気を撃退するために重要なのは、根本的な体の状態を整えること。その基本となるのが、①呼吸、②姿勢、そして③意識の3つです。
呼吸と姿勢は、密接に関わります。実際に試してみるとわかりますが、ネコ背では、息を吸いづらく、吐き切ることもできません。
逆に背すじを伸ばして鼻から息を吸うと、胸や肺が大きく広がりやすくなり、たくさんの新鮮な酸素が入ってきます。吐くときも、おなかの筋肉を使い、不要な二酸化炭素を吐き切ることができます。
これは、呼吸によって肺を上から下まで掃除したようなもの。これだけでも強力な感染症対策の一助になるでしょう。
でも、皆さんは、長引くコロナ禍によって、落ち込んだり、不安や恐怖にかられたりする時間が増えてはいませんか?
そうなると、姿勢は自然に縮こまりがちになります。また、マイナスの意識状態でいること自体が、免疫力を低下させてしまいます。
そんなネガティブな意識の状態を自力で切り替えるのは難しいもの。
でも、実は「耳ヨガ」を実践すると、とても簡単に深い呼吸ができるようになり、マイナスの意識状態を改善できるんです!
呼吸に合わせて耳たぶをつまみ引っ張るだけ
それでは試しに、下記を行ってみてください。
1)鼻から息を吸う
2)耳たぶをつまむ
3)鼻から息を吐きながら耳を引っ張る
4)息を吐ききったら、手を放す
いかがでしょう。
これだけで気持ちが落ち着いて、リラックスしませんか?
呼吸に合わせて耳をつまみ、引っ張るだけで、リラックス効果が高まり、自律神経が整うのです。
そればかりか、首から上の部分の血流が促進されるため、目の疲れや肩こり、脳疲労など、さまざまな不調にも効果てきめんです。
ぜひ、お試しくださいね。
現在発売中の『ゆほびか』2021年12月号では、この「耳ヨガ」について写真とともに詳しくご紹介。引っ張る以外の耳をねじる、回すといったバリエーションや、自分の声を体の内側に響かせながら行う「究極のリラックス『耳ヨガ』」のやり方もお届けしています!
いつでもどこでもできて、とっても簡単。ぜひ誌面をご覧になって、耳ヨガを実践してみてくださいね。
ほかにも、自律神経が整い免疫力が上がる「耳もみ」術を満載。ぜひ『ゆほびか』2021年12月号を手にとってみてくださいね。