ゆほびか ゆほびか
  • 文字サイズの変更
  • 大
  • 中
  • 小
  • SNS
  • twitter
  • facebook
  • instagram

【骨ストレッチビューティ】顔のゆがみを瞬時に整え小顔になる!目もパッチリ!

自分の顔に「ドキッ!」とする瞬間

皆さま、ふとしたときに目にする自分の顔に「ドキッ!」とすることがありませんか?

私はよくあるんです。
住んでいるマンションのエレベーターに鏡があって、疲れて帰ってきたときなど、ふと顔を上げると、老け込んだ顔の女性と目が合って、それが自分だったという……(笑)。

いや、全然笑えません。
私って、いつの間にこんな顔になっていたんだろう? 
と愕然とするわ、疲れは倍増するわ、機嫌は悪くなるわで、全然いいことなんかありません。

それがですね、奥さま。
ここのところ、そういったストレスが緩和されているんですのよ。

その秘訣は、今回ご紹介する「骨ストレッチビューティ」にあります。

骨ストレッチとは、骨を意識した方法でストレッチを行うことで、バラバラに動いていた体のさまざまな部位を連動させて、人間が本来持っている滑らかな動きを取り戻していく独自のメソッド。
これを美顔・小顔エクササイズに応用したのが、骨ストレッチビューティになります。

考案者の松村卓先生によると、骨ストレッチビューティが誕生したのは、一昨年、コロナ禍で講習会が開催できなくなり、オンライン講習会を実施したことがきっかけだそうです。

オンラインレッスンは、パソコンの画面上で対面するため、自然と自分の顔や、相手の顔に注目が集まりやすくなります。

骨ストレッチを行った参加者の皆さんからは、「やる前と比べて顔がリフトアップしてる!」「ほうれい線が薄くなってない?」と、驚きの声が続出。

次第に、「体の不調を取るだけではなく、小顔美人に特化した骨ストレッチのエクササイズを作ってほしい」という要望を受けるようになりました。

それまで松村先生は、動かしやすい体、力の出せる体にばかり注目していたそうです。
しかし、全身の骨を連動させる骨ストレッチなら「美しくなる」ことも確かに可能だと思い、専用のエクササイズを考案したというわけです。

蝶形骨と鎖骨にアプローチして頭蓋骨全体のゆがみを整える

濃いグレー部分が蝶形骨

骨ストレッチビューティでポイントとなる骨は、蝶形骨と鎖骨です。

蝶形骨は、目と鼻の奥から左右のこめかみにかけて広がる、蝶のような形をした骨です。
口を開閉する筋肉をはじめ、30種類以上ある表情筋の大半も、蝶形骨と連動して動きます。

骨ストレッチビューティは、蝶形骨と連動する多くの筋肉を動かしながら整え、また頭蓋骨全体のゆがみも整えます。
その結果、顔全体の血液やリンパ液の流れがよくなり、筋肉のこりやたるみも解消され、顔だちが整うのです。

一方、首元にある鎖骨は、胸の中心の胸骨と背中の肩甲骨を連結する骨。
鎖骨の左下には全身のリンパ管から運ばれてきた老廃物が集まるポイント(左鎖骨下静脈)があります。

骨ストレッチビューティでは、鎖骨を意識しながら大きく動かすので、鎖骨下のリンパを刺激して、老廃物のデトックスを促します。

すると、首から上のリンパ液の流れがよくなり、顔のむくみが取れて、デコルテラインもスッキリします。加えて、鎖骨と連動して肩甲骨も動くので、首や肩のこり解消、バストアップ、ネコ背の改善などの効果も期待できます。

では、骨ストレッチビューティの一つ「鎖骨回し」のやり方をご紹介しましょう。

血流を促進させて、顔色が明るくなり、むくみの解消に役立ちます。また、ウエストが細くなる効果もあります。

「鎖骨回し」のやり方

①両手を胸の前で交差し、親指と小指で鎖骨を軽く挟む。それぞれ、鎖骨の上が親指、鎖骨の下に小指がくるようにする

②指は鎖骨をつまんだまま、水泳のクロールをするように、肩を回す。3回ほど回す

③逆回転で、背泳ぎのように肩を回す。3回ほど回す

④手の重なりを入れ替えて、②~③を行う


『ゆほびか』2022年4月号の特集『顔と髪の若返り術』では、「鎖骨回し」のほか3種類の骨ストレッチビューティもご紹介しています。
興味のあるかたは、ぜひご覧になってください。