目の疲れが自律神経の乱れを招く
血液検査の結果では花粉症ではないのに、目のかゆみをはじめ、花粉症のような症状が出ている……そんなかたが少なくないようです。
それは、自律神経(意思とは関係なく内臓や血管の働きを調整する神経)が乱れていて、さまざまな不調を引き起こしているのかもしれません。
と言いますのは、眼科医の大原千佳先生によると、最近、目の不調と同時に、頭痛、肩こり、便秘、不眠、イライラ、不安感といった、体や心の不調を訴える人が増えているとのこと。
その原因として考えられるのが、目の疲れからくる「自律神経の乱れ」なのだそうです。
例えば、近くを見るときは毛様体筋が収縮し、目のレンズである水晶体を厚くしてピントを合わせます。
これは副交感神経(リラックス時に働く神経)の働きによるものなので、毛様体筋の緊張が続くと自律神経が乱れます。
しかも、仕事やゲームなどで動画を見て興奮しているときは、交感神経(活動時に働く神経)が活発になっています。
すると、副交感神経と交感神経の働きがせめぎ合い、自律神経に狂いが生じてしまうのです。
デジタル機器の明るい光も、体内時計を狂わせ、自律神経を乱すと言われています。
加えて、私たちは情報の約80%を目から得ています。
その情報を処理するのは脳です。
大量の情報が休む間もなく目から脳に送られると、脳も疲れてしまいます。その結果、記憶力や意欲が低下したり、体や心の不調を招いたりします。
仕事ではパソコンを使って画面を注視し、プライベートの時間でも、暇さえあればスマホの画面を注視
……そんな生活では、目も脳も疲れ切っているのは間違いありません。
そこで、大原先生が提唱するのが、「目を5秒間、閉じる習慣」です。
涙で目が潤うことで自律神経が整う
思い出したときに目を5秒閉じることで、毛様体筋を休め、自律神経を整えることに役立ちます。
また、人はパソコンやスマホなどを集中して見ているときは、まばたきの回数が通常の約3分の1に減り、目が乾燥しがちです。
目を5秒閉じると涙で目が潤うため、傷や感染から目を守り、ドライアイによる目の痛みや不快感、それによる自律神経の乱れを防ぐことができます。
たった5秒とはいえ、こまめにくり返すことで目から入る情報が減り、脳を休ませることにもつながるでしょう。
自律神経の乱れも整うため、不調が改善する例も続出しているそうです。
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