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【痛みや不調を改善】脳疲労に効く、前向きになる手もみ整体

自律神経を整えて心と体をリラックス

春は出会いと別れ、卒業と入学、合格の喜び、桜散ルの悲しみ……と、いろいろありますね。

当事者のかたも、見守る側も、あれこれ考えすぎて、体よりも頭が疲れていませんか?

今日は、そんなかたにピッタリの、「脳疲労に効く手もみ整体」をご紹介したいと思います。

教えてくれるのは、今井さえみ先生(整体サロン・リーラ院長)。

今井先生の整体は、野口整体(整体の創始者といわれる野口晴哉氏が唱えた独自の方法論)をベースとしたオリジナル整体で、主に、自律神経の調整を行っています。

「野口整体では、『心と体は一つ』と考えます。
例えば、何か悩み事があると、心の状態が体に反映され、頭は下を向き、胸が閉じた姿勢になります。
そうなると深い呼吸ができなくなり、血流も悪くなります。
その状態が続くと、体の痛みや不調へと発展していきます。

そこで、整体では自律神経を整え、心と体をリラックスさせるためのケアを行います。
そうすると、閉じていた胸が開き、頭が上を向いて、皆さん笑顔になっていきます。
こうした心や体の変化が、結果的に痛みや不調の改善につながっていくのです。
自律神経が整えば眠りの質がよくなるため、この整体は『眠りの調整』ともいわれています」
(今井先生)

心と体が変化すると、あらゆることが変わってくるそうで、今井先生のサロンに来る人たちは、首や肩のこり、腰痛、背中の痛みなどが改善するとともに、
「姿勢がよくなった。体を動かすのが楽しい」
「よく眠れるせいか、いろいろなことに意欲が出る」
「頭と気持ちがシャキッとして、クヨクヨすることがなくなった」
と、心の持ちようにも変化が起こるそう。
「本来の私ってこんなに元気だった!?」と、自分の変化にビックリすると言います。

新しい季節を、前向きに、上を向いて迎えられるっていいですよね。
それでは、心と体をリラックスさせる「手もみ整体」のやり方をご紹介しましょう。

頭の緊張がスッと取れる! 手もみ整体「水かきつまみ」のやり方

①手をお湯につけて、柔らかくする(入浴後の手でもよい)

②指と指の間の水かきの部分を、反対の手の親指と人さし指でさすり上げるようにつまみ、スポンと抜く。


心地よいと感じる程度に、数回、行う。
全ての指の股に行ったら、反対の手も行う。
痛いほどギューギューつまむと体は余計に緊張するので、気持ちいい強さで行うこと

●親指と人さし指の股は、2カ所に分けて行う
親指と人さし指の間の股、中央部が硬い人は、頭の血行が悪い。柔らかくなるまで念入りに行う
親指と人さし指の間の水かきの、人さし指の真下辺りが硬い人は、便秘がち。よくほぐしておく


発売中のゆほびか』2023年5月号では、手もみ整体のやり方を写真図解で詳しく説明しています。
また、骨盤を調整する手もみ整体や、首・肩こり・四十肩に効く手もみ整体もご紹介しています。

どうぞ、お近くの書店、インターネット書店などでお求めください。