内神様とつながるには自分と深く向き合う
前回は、内神様・外神様とはどのような存在かをお話ししました。
ここではまず、内神様とつながる方法を見ていきましょう。
内神様とつながるのは、実は、そう簡単ではありません。なぜなら、自分と深く向き合い、自分を信じる自信がつかないと出会えないからです。
特に、幼少期からの経験、特に親との関係につらい記憶を持つ人の場合、それを放置していると心の呪縛となり、自分自信を認めることの妨げとなります。
ですから、自分が幼少時に抱えていた思いを明らかにし、それを受け入れるという作業が必要になります。
心に封印した傷をえぐることになるので、つらいかもしれませんが、これをしなければ、真の自分は見えてきません。
お勧めなのは、紙に書き出してみること。幼少期にあった嫌なこと、悲しかったこと、傷ついたことを書いたあとで読み返し、「こんな想いを抱えていたんだ」と昔の自分を肯定し、抱きしめてあげることをイメージします。
次に、幼少期にあった嬉しかったこと、好きだったことを書き出します。
親にほめられた、外で遊ぶのが好きだった、絵を描くのが得意だった、ハンバーグが好物だったなど、どんなことでもOKです。
書き出した内容から、自分の強みや好きなこと、得意なことを再発見し、自分がやりたいことを見つけるヒントになることもあります。
鏡に向かって自分に言葉をかける
鏡を使ったワークもお勧めです。鏡に映る自分に向かって「ありがとう」と「許してください」と言葉をかけるのです。
「ありがとう」は、自分自身と今の恵まれた状況に感謝する言葉、「許してください」は、神社参拝で唱える「祓いたまい、清めたまえ」と同じ意味がある言葉です。
鏡の中の自分に「許してください」と言うと、自分に起きた悪いことすべてを許して解放することになり、自分自身が浄化されます。
ありのままの自分を肯定的に捉えられるようになり、内神様とのつながりも強まっていくので、日々の習慣にするとよいでしょう。
ふだんから美しいものに触れて感性を刺激する
また、私たちはみんな、自分の中に答えを持っています。内神様からのメッセージをキャッチするには、感性を育て、直感力を磨くことが大切です。
そのためには、音楽や美術など、普段から美しいものに触れ、感性を刺激しましょう。
料理や手芸、クラフトなど、自分の手で何かを作ることも有効です。
ゼロからイメージして、自分で何かを生み出す力を高めることは、内神様を育てることにつながります。
内神様の存在に気づくと、自分の根っこが安定し、悩みや不安、恐れが消えていきます。どんなことが起きても、自分を大切にして愛する心を持てるようになります。
自分を深く知るほど内神様との絆が強まり、気持ちがクリアになっていき、やりたいことや好きな人・場所なども明確になります。
そして、自分が望む方向へ進むのを後押しするように、ベストなタイミングで人や物事との出会いやご縁が生まれます。
つまり、内神様とつながることで、開運と自己成長が加速されていくのです。
次回は、外神様とつながる方法をご紹介します。