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【愛新覚羅ゆうはん】開運!ゆうポノポノ~激動の世に幸せを招く言霊(5)

「28の法則」で読み解くこの世界の成り立ち

第1回はこちら

 この世の中は、「28の法則」で動いています。

たとえば、顕在意識と潜在意識の割合は2対8、腸内に生息する善玉菌と、日和見菌+悪玉菌の割合も2対8と言われています。

ビジネスの世界でも、組織全体の2割の優秀な従業員が、売上の8割を生み出していると言われます。

 私の考えでは「運命」と「宿命」の割合もまた、2対8の割合です。

 宿命とは、生まれてきた段階ですでに決まっていて、自分では変えられないもの。生まれてきた時代や国、家族、性別、寿命などです。

 一方で運命とは、宿命の上に構築され、自分が生きていく過程で変えることができるもの。学校や職業、住む国や場所、パートナーなどが、これに当たります。

 つまり、私たちが生命をまっとうする中で、自分自身の力で選択できる部分は、全体の中の2割ということです。

2割の運命の使い方で人生を大きく動かせる

「2割しかないの?」と、落胆された人もいるかもしれません。

 しかし、誰もが同じ法則の中で人生を歩みます。

もちろん、恵まれた宿命というものもあるでしょうが、どんな宿命のもとに生まれたとしても、残り2割の運命の使い方しだいで、自分の人生をよくも悪くも大きく動かすことができるのです。

 思いどおりの人生を歩めないと悩む人の多くが、宿命を変えようともがき、「どうして私はこんな貧乏な家に育ってしまったのだろう」「なぜ私は美人に生まれてこなかったんだろう」などと、悶々と苦しみ続けています。

 考えてもどうしようもないことを思い悩むのは、とてもつらいことであり、同時にもったいないことでもあります。

 まずは、宿命的に定められたことが私たちの人生の8割を占めているという事実を、受け入れましょう。そして、自分の宿命についてよく知ることもたいせつです。

 自分がどのような環境に生まれ、そのうえで何を変えられるのか、何ができるのか、自分の「骨組み」を理解するのです。

 自分の宿命を認めて受け入れたうえで、宿命に苦しめられていた時間とエネルギーを、これからは運命を変えるために使っていきましょう。

 繰り返しますが、宿命を変えることはできなくても、残り2割の運命は、自分の努力しだいでいくらでも変えることができます。

 ホ・オポノポノをはじめ、ここまでご紹介してきた言霊の真髄は、抗うことのできない宿命的な事柄を含め、自分の存在を丸ごと受け入れて許すことにあります。

 宿命を受け入れ許し、2割の運命を自分の努力と選択・行動によってコントロールすることで、ほんとうの幸せと豊かさを手に入れ、最高の人生を実現できるのです。

(おわり)

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