WHOも認める有用な代替療法
寒さが厳しい季節は、体の芯まで冷え切ってしまいそうです。
何かあったまるものがあるとうれしいですね。
そこで、聴くだけで血流がアップして体が温まる、特殊音響を使った音楽をご紹介しましょう。
英国の医師・医学博士のピーター・ガイ・マナーズ(1915~2009)は、特定の周波数の音を用いて、体の正常な機能や自然治癒力を回復させる療法を生涯実践しました。
マナーズ博士のクリニックには、現代医学で見放された難しい病状の患者さんも訪れましたが、みごとに回復することも多くありました。
事故による両脚の複雑骨折が、音だけで完治した例もあります。
こうした特殊音響による治療は「サイマティクス」と呼ばれ、有用な代替療法としてWHO(世界保健機関)にも認められています。
マナーズ博士が開発した特殊音響「マナーズサウンド」は、その草分けとも言える存在で、近年は世界的に注目を集めています。
特殊音響の振動によって血行がよくなる
この「マナーズサウンド」を英国で学び、サイマティクス・ドクターの資格(WHO公認)を取得して、東京・銀座で「マナーズサウンド」による施術を行っているのが、平田彩友瑠(さゆり)先生です。
平田先生のサロンには、心身のさまざまな不調に悩むかたも多く訪れますが、施術を受けた人からは「体がポカポカと温まった」と言われることが多いと言います。
特殊音響の振動によって血行がよくなり、マッサージを受けたときのような効果で、体温が上がったのだと考えられます。
そこで平田先生が、実際に特殊音響を収めたCDを30分聴く前後の体の温度をサーモグラフィーで調べると、調べた人全員の顔温度が36.5度くらいまで温まっていました。
「CDを1時間聴いただけで被験者全員の血管年齢が若返った」という、医師による実験報告もあります。
そこで、『ゆほびか』編集部は、寒さが厳しい時期にも夏冷えにも有効な、体がポカポカ温まる特殊音響CDの制作を平田先生にお願いしました。
現在、マナーズ博士が開発した特殊音響「マナーズサウンド」は、1200種類以上あります。
その中から血流改善や冷えの解消に役立つ特集音響を厳選、20分あまりの心地よい音楽にミックスしていただきました。
ミックスする音楽を制作したのは、CAPSULE、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ、SMAP、E-girls、手嶌葵、坂本龍一など、国内外のアーティストの音楽制作にかかわる、音楽プロデューサーの中脇雅裕さんです。
特殊音響は、異なる周波数の音を組み合わせた複合調和音で、単独で聴くと、不思議な信号音のようにも聞こえます。
人によっては「ノイズが鳴っているようで気になる」というかたもいらっしゃいます。
そこで中脇さんは、特殊音響と音楽が同時に鳴って違和感がないように工夫を凝らし、純粋に心地よく、リラックスして聴ける音楽に仕上げてくださいました。
そうして出来上がったのが、現在発売中の『ゆほびか』2022年3月号の付録「血流がアップする特殊音響CD」です。
ゆったりしたBGMのようで、音量を上げて聴くと体にジンとくる、聴き飽きず、いつの間にか眠気を誘う、そんなCDです。
表紙の下にある動画を再生すると試聴できます!