マスク着用時の若見えポイントは目元
乾燥する季節、さらに出かけるときにマスクも必須となって、顔の悩みが以前より増えた人も多いのでは?
そこでここでは、たった10秒でできる、まぶた・目元・目尻のたるみを一掃する「顔ほぐし」をご紹介します。
エイジングデザイナーの村木宏衣先生は、著書が20万部を超える売り上げで、テレビや雑誌でも引っ張りだこ。今、超売れっ子の美容家です。
村木先生の手法は、短時間で簡単にできますが、効果が抜群なのが特徴。
村木先生は、マスクをしていても気になる目の周りのたるみ・シワについてこう語ります。
「マスクが日常の一部となった現在では、若々しく見せるポイントは目元にあるといっても過言ではありません。
『目が物語る』という言葉があるくらい、目には表情があります」(村木先生)
確かに、いつも怒っているような表情をしている年配のかたがたまにいらっしゃいます。
これは目の周りのたるみやシワによって表情が険しく見え、さらに額や眉間にもシワがあろうものなら、まさに怒っているように見えるのです。
優しい表情、若々しい顔を作るには、目の周りの筋肉をほぐし、たるみを解消することがたいせつになります。
頭がこることで顔にたるみやシワができる
目のたるみを解消するには、まず「頭のこりをとる」のがいいと、村木先生はお話しします。
「顔と頭は、筋肉と筋膜でつながっています。
頭がこることで筋肉や筋膜の動きや血流が悪くなると、顔の筋肉を引き上げる力が弱くなり、たるみやシワなどが顔にできてしまうのです」(村木先生)
上まぶたがたるめば、目が小さくなります。
下まぶたがたるめば、クマの原因になります。
たるみが増えることで、顔のくぼみや影も目立つようになり、いわゆる「老け顔」の原因になるわけです。
上まぶたのたるみを解消するには、髪の生え際のあたりにある帽状筋膜と前頭筋のあたりのこりをしっかりほぐすことがポイントになります。
では、上まぶたのたるみに効く「顔ほぐし」のやり方をご紹介しましょう。
上まぶたのたるみに効く顔ほぐしのやり方
①こぶしをつくり、第一関節と第二関節の間の平らな面を生え際に当てる。キュッと皮膚を持ち上げてから、小さく円を描いてほぐす。歯を食いしばらないように、口を半開きにして行う
②生え際に沿って①の動作を行いながら、少しずつこめかみに移動していく。1カ所につき5回ほど、小さな円を描きグリグリと刺激を与える。頭蓋骨から筋肉をはがすイメージで
慣れれば10秒、「グリグリ!」と刺激するだけ!
グリグリと刺激を与えるときは、筋肉をしっかりとらえるイメージで、痛気持ちいいくらいの強さで行うのがコツです。
『ゆほびか』2022年4月号の特集『顔と髪の若返り術』では、「顔ほぐし」のやり方を写真つきで詳しく解説しているほか、もっと上まぶたのたるみを解消できるスゴ技、下まぶたのクマや目尻のシワを解消する顔ほぐしのやり方まで、盛りだくさんの内容です!
顔や目の周りのたるみが気になるかたは「歳だから」と諦めず、まずは「顔ほぐし」を1日10秒、習慣にしてみてください。
毎日続ければ効果は確実に現れてきます。
何歳からでも若々しく変わることができますよ!
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