「ほうじ茶」の響きにどんなイメージを持ちますか? コーヒーのように気軽に飲める新感覚ほうじ茶が、この秋登場します。
「なんとかプレッソ」などを企画・運営する株式会社じそく1じかんは、株式会社TeaRoomのサポートのもと、「とんちでお茶をおもしろく」をテーマにしたお茶ブランド『1000-19(せんのいっきゅう)』をスタート。2021年秋頃、第1弾商品として、コーヒーのように飲める新感覚のほうじ茶『HOZZEE(ホージー)』を発売する予定です。

- HOZZEEのコンセプト
ほうじ茶は、名前で損をしている?
カフェで飲めるのにカフェっぽくない。
なんだか、おばあちゃん家っぽい、垢ぬけない感じ。
だけどよく考えてみると、ほうじ茶って、
「茶葉」でいうとお茶の仲間だけど、
「焙煎」ってことだとコーヒーの仲間でもある。
それなら、コーヒーみたいに飲める
ほうじ茶があってもいいんじゃないか。
コーヒーよりもカフェインレスだし。
『HOZZEE』って名前なら、カフェっぽいかも。
そんなふうに誕生したのが、ホージーなのでした。
コーヒーみたいに飲める
新感覚のほうじ茶、HOZZEEです。
ティザーサイト https://1000-19.jp/
- HOZZEEとは?

HOZZEEは「荒れた茶畑を生きかえらせるプロジェクト」でもある
ホージーは、コーヒーのような焙煎感をだすために、ふだんではあまり使われない茶葉をつかっています。耕作放棄されてしまった茶畑の、いうなれば『野⽣化した茶葉』です。ふつうの茶葉よりもたくましく、強めの焙煎に耐えられるので、ほうじ茶ならではの⾵味や焙煎感を期待できます。売り上げの⼀部を畑再⽣に還元する予定です。つまり、飲めば飲むほど、茶畑の再⽣につながります。じつはホージーは、耕作放棄地を再⽣するプロジェクトでもあります。
コーヒーのような第一印象とほうじ茶ならではの余韻
ホージーがめざしたのは、コーヒーとほうじ茶のいいとこどり。第⼀印象と余韻にこだわりました。⼝にふくむとまず、奥⾏きのある⾵味がひろがって、だんだんと⼼地いい焙煎感が、⾆のうえに残っていく。コーヒーのような第⼀印象と、ほうじ茶ならではの余韻を感じていただけたら。
『野生の茶葉』と『HOZZEE製法』
おいしい⾵味と焙煎感を両⽴するのがむずかしくて、いくつものサンプルを試してみたものの、商品開発は難航していました。そして、やっとたどりついたのが、この『野⽣化した茶葉』。めぐり会えたのは、とても幸運だったといえるでしょう。オリジナルの製法も編みだしました。この茶葉の発⾒で、必然的に、「つくりかた」から変えていくことになったのでした。いままでにない、新感覚のほうじ茶ですから。それくらいはしないと、という意気込みでした。
- プロジェクトの概要
2020年9月、株式会社じそく1じかんの代表でもあるコピーライター・石井つよシの「ほうじ茶は名前で損をしている?」という気づきから、コーヒーみたいに飲めるほうじ茶『HOZZEE(ホージー)』のコンセプトのもと、茶道家・岩本宗涼氏 率いる株式会社TeaRoomに商品開発を依頼し、プロジェクトがスタートしました。プロジェクトが進むなかで、「耕作放棄された茶畑の再生の一助になりたい」という想いや「コーヒーのような第一印象とほうじ茶ならではの余韻」というイメージを開発チームにお伝えしながら、2021年6月にようやく商品開発も完成に近づき、2021年秋頃に皆さまのもとにお届けできる目処がたちました。
- 企業概要
株式会社じそく1じかん
「パンとエスプレッソと」の執行役員でもあるコピーライターと、その友人の会計士がつくった会社です。「なんとかプレッソ」「なんとかプレッソ2」「パンとエスプレッソと自由形」「パンとエスプレッソとまちあわせ」を企画・運営しています。
https://www.jisoku1jikan.jp/
株式会社TeaRoom
2018年の創業より静岡大河内地域に日本茶工場を承継。サステイナブルな生産体制や茶業界の構造的課題に対して向き合うべく、2020年には農地所有適格法人の株式会社THE CRAFT FARMを設立。サプライチェーンの上流から販売までを一貫して担うことで、循環経済を意識した生産・日本茶の製法をもとにした嗜好品の開発及び販売・茶の湯関連の事業プロデュースなど、東京を中心に新しいお茶の需要創造を展開しています。
https://tearoom.co.jp/
耕作放棄地となった茶畑の活用にもつながる「HOZZEE」、この秋の登場が楽しみです。