月刊誌『ゆほびか』で紹介したところ、スマホや携帯電話の待ち受けにしたり、部屋に飾ったりした人の間で「宝くじに当せんした」「子どもが志望校に受かった」などの報告が寄せられたのが、この「富士山幕開け」です。ご覧いただいたかたに、幸運が訪れますように。
本栖湖を見渡す展望台にて写した写真です。
当日は弱い風がある冷たい日で、空気が澄み渡る青空に幾筋もの雲が徐々に現れました。
その光景は、舞台の幕が開き演技が始まるような感じで、主役の富士山を前面に押し出しました。僅かな時間でしたが、強い印象を受けたのを記憶しています。
立体的に写し出されている富士山や手前に飛び散る小さな雲の破片から大変インパクトの強いカットとなり、この写真はいつしかタイトルの如く、転じて物事が始まることに利運があると云われるようになり、数々の奇跡を生み出している開運写真として認知されるようになりました。
(秋元隆良)