氣の流れが滞った場所はいわば「病気」
家の中には、氣のエネルギーが流れています。その意味では、家も「生きている」と捉えられます。 ※氣についてはこちら
人でも家でも、氣の流れぐあいがよければ健康な状態です。氣がスムーズに全体を流れるのは、体であれ家であれ、どの部分にも、問題となるポイントがないあかしです。
しかし、氣の流れが滞る場所があれば、そこには確実に問題があり、いわば病気にかかった状態だと考えられるのです。
家でいうと、食卓にものが山積みなら、ダイニングルームが病気。便器に汚れがこびりついていれば、トイレが病気。場が乱れていて、氣が滞っているところは、そこが病気にかかっているということです。
さらに、風水環境科学の理論では、家の中の各場所と、体の各部位には対応があり、互いに共鳴しています。ですから、乱れた場にいると、体にも否応なく負荷がかかってきます。
しかも、その負荷によるストレスは、非常にやっかいな存在です。
散らかった玄関、いても楽しくないリビング、食事をする氣が起きないダイニング、くつろげないバスルーム、安眠できない寝室。
汚れた場所を清潔にするのは「人生の治療」
こうした不適切な住環境による潜在的ストレスがあっても、自覚できる人はとても少ないのが実情です。
ほとんどの人は、住環境ストレスに対して、すぐに慣れてしまうのです。
しかし、じわじわと加わるストレスは、その家に住む人に悪影響を与え続けています。結果として、命取りになることもありえます。
だからこそ、場の乱れを改善していただきたいのです。
家の中で、散らかっているところを片づけ、汚れているところを清潔にするのは、病氣になっている場に治療を施すことになります。それはすなわち、自分の人生を治療することでもあるのです。