落ち着いた寝室作りで邪氣を阻み、真氣を育む
玄関を整えて運を招き入れたら、次にたいせつな寝室を心地いい空間にしましょう。
いい活動のためにはいい睡眠が不可欠であり、いい睡眠がとれないと、財運や健康運を失ってしまいます。
睡眠中は、体や精神が無防備になりますから、場の氣の影響を強く受けることになります。
寝室が乱れていれば、乱れた悪い氣の情報=邪氣が、体・心・脳に染み込んでしまいますから、要注意です。
しかし、心臓や血液循環と密接に関係する寝室を整えれば、かなり健康的な家に近づけることができます。
玄関で脳と呼吸を、寝室で心臓と血液循環を充実させられ、いい氣=真氣を巡らせられるからです。
さらに、毎日何度も通る玄関からの情報と、毎朝最初に目に入ってくる寝室の情報がいいものになるので、1日をより快適に過ごせるようになるのです。
邪氣を取り去るには、やはり掃除や片づけを行い、整理整頓を行うことからスタートしましょう。
それに加えて、寝室ならではの留意ポイントがあります。
寝室は、玄関とは正反対の性質を持っています。玄関が「陽」「動」の代表的な場であるのに対し、寝室は「陰」「静」の場なのです。
ですから、落ち着いた環境作りをすることで、邪氣に蝕まれず、真氣を育むことができます。
玄関や台所とは離れた部屋が理想
氣を安定させるためには、過度に広がった空間や鏡は禁物。もちろん、反対の質を持つ玄関とは、なるべく離れた位置にあるのが理想です。
ガスや水回りがあり、邪氣の元となる湿気や臭いが移ってくる台所とも、離れた部屋にできるか要検討です。
ベッドもチェックが必要です。アンティークものは、以前の持ち主の氣が宿っているので、あなたの心身が乱されます。
冷たい氣を放つパイプベッドも悪影響がありますので、できるだけ買い替えてください。
このほか、真氣を育む寝室のポイントをいくつか挙げます。
●抑えめで暖かな照明
照明は抑えめにし、温かみのある電球色にするのが理想。蛍光色のような寒々しい色は避け、就寝時はすべての照明を消しましょう
●心が落ち着く色の寝具
寝室の寝具・壁紙・カーテンなどに最適な色は、薄紫・青・緑・茶など、心が落ち着く色。温かみのある電球色での間接照明により、氣も整う
●柔らかな素材といい香り
床はカーペットがお勧め。柔らかい素材が安静・安定をもたらします。入眠効果があるラベンダーやユーカリの香りも、お好みのかたは利用しましょう
●植物が心地よい眠りを呼ぶ
“魂レベルの栄養剤”である植物を置くことで、心身ともにリラックス。頭の位置が壁にぴったりである点も◎です。氣が安定して、熟睡できます
●シンメトリーな配置
寝室のインテリアも、シンメトリーな配置が◎。左脳と右脳が自然と整い、脳全体の機能活性化につながるからです
●頭が壁に近くなるベッド位置
頭と壁の間が50cm以上離れると氣の流れが安定せず熟睡を妨げるので、頭はなるべき壁際にくるように。鏡は寝る前に布などで隠すのが理想です