神社のご祭神を学び礼節を尽くしてお参りする
神社参拝は、尊敬する人に会いに行くイメージで出かけましょう。お相手に失礼のないように、お会いする前には神社のご祭神の名前や、神話、歴史などを学んでおく。身だしなみを整える。そして参拝マナーを守り、礼節を尽くすことがたいせつです。
お賽銭は小銭ではなく、「ちょっと痛いな」と感じるくらいの金額を新札でお納めしましょう。なにより神様は金額よりも、そこに込められた気持ちを見ておられます。
熱烈に祈願し、貧しいながらでも出した、なけなしの一万円は、神様の世界に数百万、数千万円もの価値となって届くこともあるのです。
社殿から空への通い路をイメージしてお祈りする
お祈りをするときは、必ずしも賽銭箱の前に立つ必要はありません。
参拝客でごった返す場所は邪気も多く、祈りが妨げられることもあるからです。同じ理由で、参拝時間は人の少ない早朝がおすすめ。
私はいつも社殿から少し離れた境内から、その上空に向かって祈ります。このとき天空から社殿に「光の通い路」(神様と繋がるルート)が降りていることをイメージします。
お祈りの最初には「天津祝詞」(下記)を感謝を込めて奏上し、続いて「私は、○○(住所)に住んでいる、○○(氏名)と申します」と神様に自己紹介をして、神様の名前をお呼びして「(ご神名)様、守り給え、幸い給え」と唱えてから、お願いをしましょう。
願い事は、小声でも声に出して。言葉にすることで霊力がこもるからです。また、「○○を叶えてください」と願うのではなく、「○○ができるような自分に成長させてください」という祈り方をしましょう。
神様の望みは、人類みんなの幸せであり、あなたがより人様の幸せに貢献できる人へと成長することです。神様の望みに沿った願いごとをすることで、応援を得やすくなるのです。