※本記事は『ゆほびかGOLD vol.33』(2017年刊)掲載記事を再編集したものです。
質問力を磨き高める質問の仕方・受け方
皆さん、こんにちは。一人さんです。
今回のテーマは、「質問力を磨いて人生を大逆転させる」です。
「人生を大逆転させるって何ですか?」と言うとね、自分の悩みを自分で解決できるようになることだと、私は思っているんです。
出てきた問題、出てきた問題に最高の答えを出せるコツを皆さんにお伝えさせていただきます。
それでは、よろしくお願いします。
Q8 相手の考えを尊重するには?
夫と口ゲンカをすると、恥ずかしながらたいてい私のほうに分があります。ケンカした直後は、せいせいして気分がいいのですが、しばらくすると、「なんか少し言い過ぎたかも」とか「あんな言い方しなきゃよかった」と、自己嫌悪におちいることもしばしばです。
私は、相手の考え方を判断して受け入れるという対人能力が欠けているのかもしれません。どうしたら、夫や周りの人の考えや意見を「たしかにそういう見方もあるなぁ」と建設的にとらえることができるようになるのでしょうか。
できれば、そういう力を身につけて、よりよい人間関係を構築するのに役立てていきたいと思っています。お知恵をいただけましたら、幸いです。
A8 自分から言い争いをやめることです
これも信じる人と信じない人がいる話なんだけどね。
この世は大雑把に言ってね、天国へ行く人と、地獄へ行く人がいるんです。
あなたが「腹が立つ」って言うんだから、きっと腹の立つような旦那さんなんだよね。これは間違いないと思うんです。
で、口論して勝った後に、「もっと穏やかに話せなかったか」と思うって言うんだけど、ケンカしてるときはそうは思えないんです。そんな冷静な判断ができるんだったら、ケンカなんかしてないよね(笑)。
と言うことは、旦那さんはその程度の人だけど、あなたもその程度の人なんだってことなんです。
仏教の考え方だと、言い争いをしてるとね、「修羅道」に落ちるって言うんです。だけど、この世は「人間道」と言って、教えに触れることができる世界なんですよ。
その教えに触れたとき、言い争いをしていて、旦那といっしょに修羅道に落ちるのが嫌だと思ったら、自分からやめればいいんです。そうすると、相手も変わるんです。
あなたは、「私が正しくて、旦那が間違ってるから、変えるのは旦那のほうなんだ」と思ってるんじゃないかな。
旦那といっしょに地獄に落ちたらバカバカしいという気持ちになったとき、天国に行けるんです。はい、以上です。
(おわり)