斎藤一人さんは、全国累積納税額日本一の大実業家であり、幸せになるための人生哲学をわかりやすく説く大ベストセラー作家でもあります。
今回は、そんな一人さんの一番弟子である実業家の柴村恵美子さんのお話です。
自分に優しく、豊かな思いを持って、ワクワク楽しく生きていれば誰でも成功できるという、「昇り龍に乗る」生き方について、自らの体験を交えて語ってくださいました。
どうぞお楽しみください。
●本記事は『ゆほびかGOLD』vol.42(2019年刊)の記事を再構成したものです。
①「昇り龍」に乗って天を舞うがごとく成功し続ける
②「豊かな思い」が奇跡を呼んだ。これぞジャパニーズアメリカンドリーム!
③自分の中に神さまがいるから人生には成功か大成功しかない
④ダメ出しするよりも「あの人は伸びしろが大きい」
⑤心のモヤモヤは「頭の切り替え」サイン
⑥一番たいせつなことは「自分を愛する」ということ
⑦自分の未熟さをほめる材料にする
番外編:インタビュー「すべては〝昇り龍〞に乗ったことから始まった」
一番たいせつなことは「自分を愛する」ということ
自分を愛して他人を愛します
優しさと笑顔をたやさず人の悪口は決して言いません
長所をほめるように努めます
これは「心を豊かにする極意」で、「白光の誓い(はっこうのちかい)」と言います。
「いつも豊かな気持ちでいれば、その人、その人にピッタリの奇跡が起きるんだよ」という話を一人さんから聞いたとき、この「白光の誓い」を伝授されました。
この「白光の誓い」の中で、一番たいせつなことは「自分を愛する」ということです。なぜなら、自分のことも愛せないで人を愛することができますか? 答えは言わずもがなでしょう。
ですから、「白光の誓い」の一番最初は「自分を愛する」なんです。
よく「自分を愛するって、どういうことですか?」というご質問をいただくのですが、簡単に言うと「自分に優しい」ということが「自分を愛する」ということです。
仕事で、いろいろなかたとお会いするのですが、「自分に優しい人」は少なくて、ほとんどの人は自分に厳しすぎだと思います。
例えば、「あの人のことがどうしても許せないんです。ぶん殴ってやりたいと思っているぐらい許せないんです」って、そのように思っている自分を責めているんですね。
でも、思っているだけなんです。殴りたいぐらい、許せないのに、思いとどまった自分を、なぜ責めるんですか?
むしろ逆に、「自分はエライ!」って、自分をほめるべきなんです。
なぜなら、あなたは思いとどまったのだから。「思っただけ」それでおしまいにできた、というだけで、もう、じゅうぶん立派なんです。
それを「だから自分はダメなんです」って、自分をいじめちゃダメですよ。
自分に与えたことは、自分の中の神さまに与えたことなんです。
自分をほめてあげてください。「つい否定的なことを考えちゃうんです」とかって、自分自身の粗捜しをしている限り、あなたの心は満たされません。
「つい否定的なことを考えちゃう」ということは、肯定的なことを考えようとしているんですよね。素晴らしいことなんですよ。
だから、自分自身のこともほめてあげてください。
(次回⑦に続きます)