【齋藤一人】最強運のつかみ方　その③～No.1幸せ富豪が伝授！ 当代随一の運気哲学

皆さん、こんにちは、一人さんです。今日は、はなちゃん（お弟子さんの舛岡はなゑ先生）と二人で、「運をつかむ」ということについてお伝えします。きっと、皆さんの役に立つと思って、一生懸命お伝えしていきますから、楽しみながら読んでください。

あと、いつも言うことなんだけど、私の話には「不思議だな」と思うようなこともあります。信じる、信じないは皆さんの自由なんだけど、全部本当のことですからね。そう思って読んでくれたらうれしいです。

●本記事は『ゆほびかGOLD』vol.43（2019年刊）の記事を再編集したものです。

その③　自分には魅力があると思うだけでいいんです

はなゑ　神様は、「とことん自分を愛しなさい」というメッセージを送ってくれています。

とことん自分を愛せば、隣にいる人のことも、自分と同じ愛の塊であることがわかりますから、結果的にみんなのことも愛せるようになります。

周りの人を、自分を愛するがごとく愛し、自分と同じように大切な存在だと実感できるわけです。

だからこそ、自分のことを「存在するだけですばらしい」と思わなきゃいけないし、無条件に自分を愛さなきゃいけない。

あなたは、生きているだけでとっても魅力的なんです。

一人さん　そうだよ。最近は整形手術をする人も昔より増えていて、それは別にいいんだけど、もし「自分は劣っているからきれいになりたい」と思っているんだとしたら、考え方を変えたほうがいいよね。人間は、何もしなくてもすでに完璧なの。あなたは、じゅうぶんに魅力的なんだよね。

それを知ったうえでの整形なら成功するだろうけど、「今はきれいじゃない。でも、整形すればよくなるだろう」っていう気持ちだったら、やめたほうがいい。

目が二重になりさえすれば魅力的になれると思って手術すると、今度は鼻や口を直したくなるの。心は、どんなことしても埋まらない。いずれどこかで破綻しちゃうから、絶対に「自分は魅力的なんだ」っていう前提でなきゃダメだよ。

はなゑ　確かに、スタートが「自分には魅力がない」という劣等感だと、一人さんの言うように、いくらきれいになっても「まだここが不十分だ」「ここがみにくい」っていう不足感が生まれてしまいます。

そうすると、どんなに完璧になっても、好きな人に振り向いてもらえないとか、選んで欲しい場面で選ばれないとか、そういう結果が出てくるんですよね。

そして最後には、「どうせ私なんか、何をしてもダメだから」って。

芸能人とか、いろんなスターを見ていて思うのですが、劣等感を持っている人は、いくら人気が出ても心が埋まらない。ファンにしてみれば「あんなに格好いいのに」「こんなに美人なのに」って思うけど、もともとの種が否定的だと、その種を育てれば育てるほど、否定感が大きくなってしまいます。

一人さん　そのとおり。じゃあ、どうすれば自分が魅力的だと思えるんですかって、「自分には魅力があるんだ」って思えばいいだけなの。最初はほんのちょっと、そう思えるだけでいい。その種を、ゆっくり育てたらいいんだ。

私なんかに魅力はありますかって言うけど、何もしなくても、あなたは魅力的なの。

絶対、あなたみたいな人が好みだという人がいる。

だからあなたは、魅力的になるために言葉を選ぼうとか、性格を変えようとか、そんなことをする必要はないよ。

だって人間は神の子で、もともと愛の塊だから、愛のない言葉を口にするはずはないし、愛のない性格になるわけがないんだよ。

ほとんどの人が、「あんたは可愛くない」とかって、親や他人に言われた言葉で自信をなくしているんだけど、それこそ何の根拠もない。そんなの信じなくていいんだ。

自分を可愛がって愛すると、ナルシストだって言う人がいるの。

あのさ、自分を愛せないで、誰を愛するの？

ナルシストでも何でもいいから、自分のいいところを探せばいいんだよ。学校へバナナを持って行く一人さんは最高。

一人さんってＴバックをはいている女性が大好きなんだけど、そんな自分も最高（笑）。ほかの人からは最低に見えたとしても、俺にとっては最高なんだよ。自分を愛するんだから、何でもいいほうにとらえなきゃ。

「あばたもえくぼ」という言葉があるでしょ。

誰かを愛すると、皮膚の凸凹がかわいいえくぼに見えちゃう。転じて、好きな人に対しては、欠点さえも長所に見えるという意味なんだよね。

それは自分への愛でも同じだよ。人から見ると欠点だろうが、私にとっては最高なの。多くの人は、今度生まれ変わったら別の人生を歩みたいとか言うけれど、一人さんは違うよ。何回生まれ変わっても、今みたいに生きたいんだ。

（次回その④に続きます）