【斎藤一人】【言霊】人間関係の壁を破る言葉④

斎藤一人さんは、全国累計納税額日本一の
実業家として知られています。
1993年から、納税額12年間連続ベスト10入りという
日本新記録を打ち立て、
累計納税額も、発表を終えた2004年までで、
前人未到の合計173億円を達成しています。
また、斎藤一人さんは、著作家としても、心の楽しさと、
経済的豊かさを両立させるための著書を、
何冊も出版されています。
今回は、誰もが遭遇する人生の壁にぶつかったとき、
その壁を打ち破って道を切り開くための
お言葉を教えていただきました。どうぞお楽しみください。

●本記事は『ゆほびかGOLD』vol.20の掲載記事を再編集したものです。

人間関係の壁を破る言葉④

人生って、いつも修行のときなんです。魂が成長するための修行なんだよね。

修行だと思わないで、「なにごともなく平穏無事に行けばいいです」って言う人がいるけど、それじゃ魂の修行にならないんです。

そんな人はいないんです。みんな苦労しているんです。

それを苦労と思うか、魂の成長と思うかでずいぶん違うよ、っていうことですよ。

だから、この世は魂の修行の場なんだと思って、そのための修業なんだと思うと楽なんです。そのことがわかると、いちばん早く悩みから抜け出せるんです。

悩みってね、いちばんやりたくないこと、苦手なことがくるんだよ。得意なことってのは悩みにならないから。私の本を読んでくれてる人って、みんな勉強家でいい人なの。

いい人なのに、怒られてばかりいるとしたら、なんでやられっぱなしなんだろうかって考えたら、相手に面と向かって言えないんです。

「もう少し別の言い方してもらえませんか」とか、まっすぐ相手の目か、額を見て言う。それをやるとスーッと解決するんだよね。

なのに「悪い人だと思われたくない」とかって考えちゃうんです。はっきり言ったら変な人と思われるんじゃないかとか。

思わないよ。何十年もまじめに生きてきて、勉強家のあなたがズバッと言ったら、相手は「俺が悪かった」って思うから。

だけど、勉強家で優しい人には、優しいだけじゃなくて、言うことをちゃんと言わないといけない修行が来るときってあるよ。

以上です。

斎藤一人

（人間関係の壁を破る言葉①へ続きます）