美しい言葉のシャワーは 外見にも好影響をもたらす
「美しさ」にフォーカスした言葉をを潜在意識に入れていくことで、女性と男性の内面のみならず、外見までも磨くパワーとしてアウトプットされます。
なぜなら、言葉はエネルギーそのものだからです。自分にとってポジティブな言葉を過飽和入力していくことによって、それらの言葉のエネルギーがどんどん蓄積されて、美に対してネガティブなものを引き寄せなくなり、ネガティブな思考も行動も出なくなります。
そして、美しい自分を実現するための情報や知識が次々と蓄積されていきます。やせたいと思えば、自然とダイエット情報に敏感になるように。
つまり、美しい言葉のシャワーを浴びていれば、美しい人になっていくのです。
「美しさは持って生まれたものなのでは?」と思うでしょうか。確かに、人にはそれぞれに持って生まれたものがありますし、その中には、努力や行動によって変えられるものと変えられないものがあります。でも実は、外見に関しても変えられないものより、変えられるもののほうが圧倒的に多いのです。
例えば、背が低いならばピンヒールを履けばいい。体形がよくないならダイエットやトレーニングすればいい。よい言葉を潜在意識に入れ、「美しい肌になる」と純粋に信じ続けていれば、免疫力が上がって肌も変わっていきます。
これは、言葉の力が健康にも作用するということ。そうした例を、私は数え切れないほど目にしてきています。
私自身も、最近、体形を大きく変えました。体幹トレーニングで姿勢がよくなり、体脂肪率は9・6%〜11%ぐらい、内臓脂肪率は約7%。BMI値は20・5、腹筋はシックスパックになりました。
美しさでも健康でも、ほとんどのことは変えられます。最初は言葉のエネルギーによって変わり、そのうちに言葉のエネルギーに好影響を受けた心身とリンクして、変わる力はますます強くなっていくのです。
欠点に光を当てて美点に変えていく
一方で、変えられないものも確かにありますが、それらは自分の魅力へと転換していけばいいのです。
先の例で言えば「ピンヒールを履いたところで、背が低いことには違いがない」と思うかもしれません。
ならば、背が低いことに伴うデメリットとメリットを考え、メリットに光が当たるように思考し、生きていけばいい。
これは、ご都合主義ではありません。そうしたスタンスでいられる人こそが、輝いている美しい人なのです。
私にとっての変えられないものは、声でした。私の声は、男性にしては甲高いと感じる人がほとんどです。これを、自分の欠点だととらえていた時期もありました。
しかし、自分の思考が変わり、内面から外見までが変わっていく中で、欠点だと感じていた声が、自分の魅力だと確信できたのです。
一度でも私の声を聞いたことがあるかたなら、どんなに大勢の人がしゃべっている中でも、私の声を聞きつけて向こうから近づいてきてくれます。
また、私は地元の北海道でラジオ番組のレギュラー出演をしているのですが、リスナーさんからのメールや手紙を見ると、声をほめてくださるかたがとても多いのです。
歩みを止めずにいれば必ずすべてがよくなる
人はとにかく、どんどん変わっていけばいいのだと思います。今、なにか迷ったり悩んだりしていることがあるのなら、そこに留まっていないで、突き進んでいきませんか。「あのときはどうでもいいことでクヨクヨしていたな」と笑顔で思い出せる日が必ず来ます。あなたにも思い当たるふしがあるはずです。
私は常々、この世界はいい意味で「適当」にできているなあと思います。自分がどう思うか、どうとらえるかで、評価が完全に変わってしまうのですから。
美や健康に関しても、足を止めず、後ろに下がらず、どんなに小さな歩みでも前に進み続ければ、そのうち、「すべてよくなった!」という答えにたどりつきます。美しい言葉のシャワーを浴び、潜在意識から自分を変えていけば、あなたのすべては輝き出すのです。
●本稿は『頭の回転が3倍速になる! 「超速脳」養成CDブック』(マキノ出版)から抜粋再編集したものです。
■関連記事
【井上裕之】何歳からでもOK! 「追唱速度」が上がると 脳神経細胞ネットワークが 再構築されて頭がよくなる
【井上裕之】「速聴き」をすると速読力が身につく!氾濫する情報の中から良質なものだけを選別できる|ゆほびかweb
●速聴き音声の例