邪気がたまりやすいタイプの人とは?
私はこれまでに、2万5000人以上のかたを幸せに導くお手伝いをしてきました。多くのかたを鑑定し、お話を聞く中で、邪気がたまりやすいタイプのかたがいることに気づきました。そういうかたがたの共通点を端的に言うと、毎日たくさんの人と会っている、あるいはたくさんの人の体に触れていることです。
「たくさんの人と会う」の中には、満員電車に乗ったり、人通りの多い場所を歩いたり、多くの人が集まる場所に行ったりすることも含まれます。
ちなみに、「邪気がたまる」とよく言いますが、これは、低い波長の左回りのエネルギーがたまることを意味しています。左回りのエネルギーは、マイナスの性質を持ち、たまっていくと破壊や喪失といったネガティブなエネルギーに増幅されます。
逆に、プラスの性質を持つ高い波長のエネルギーは、時計と同様に右回りです。たまっていくと成長や進化といったポジティブなエネルギーになります。
私たち人間もエネルギー体ですが、プラスのエネルギーよりも、マイナスのエネルギーを発する人のほうが多いというのが私の印象です。そのため、多くの人と会ったり、触れ合ったりすることで、マイナスのエネルギーがどんどん増え、邪気がたまっていきます。
そのまま放っておくと、体が重く感じたり、体が痛くなったり、眠りが浅くなったりと、体に不調が表れるようになります。とりわけ、肩や腰、ひざに不調が出やすいようです。また、ケガをしたり、詐欺などに遭ったりすることもあります。
マイナスのエネルギーがたまると、さまざまな弊害を招き入れてしまいます。ですから、できるだけ意識してプラスのエネルギーを取り込んで、マイナスのエネルギーを断つこと、すなわち邪気払いすることがたいせつになってきます。
自然に触れてテレビやネットを控える
太陽の光を浴びたり、自然に触れたりして神様とつながれば、プラスのエネルギーが取り込まれ、邪気を払うことができます。
不安定な情勢が続く今は、ネットなどを中心に真偽があやふやな情報が出回りやすくなります。情報も人から発信されるエネルギーの一種ですから、過剰に情報を収集すると、身の回りにマイナスのエネルギーを増やすことになります。冷静な視点で情報と向き合いましょう。
テレビやネットを見る時間を控えて、ある程度、情報を遮断することも必要です。空き時間は、スマホではなく自然を愛でて、鳥や虫の声などに耳を傾けると、邪気が払われ、自然に浄化されていきます。
邪気は、強いマイナスの感情が固まったエネルギー体です。マイナスの感情は、毎日少しずつたまり、ある程度たまると邪念となります。邪念を放っておくと、運気が下がって体に不調が表れたり、事故に遭ったりしてしまいます。
また、人に怒りをぶつけたり、妬んだり、恨んだりすると、その相手から2倍、3倍に増幅された邪念が返ってきます。そのため、ときどきはお清めをして邪念を発散させる必要があります。
邪気・邪念を発散させる「皿割り浄化法」
邪念を発散させるには、次のような方法があります。名づけて皿割り浄化法です。
他人から怒りをぶつけられたとします。ぶつけられたその瞬間よりも、あとになって憤りを覚えて、ますます怒りが湧いてくることってありますよね。
そんなときは、透明のビニール袋に欠けたり汚れたりしていらなくなった白い皿を入れて口を閉め、壁や地面に叩きつけて思い切り割るのです。できれば、怒りをぶつけたい相手を想像して、「ふざけるな!」と言いながら割るとよいでしょう。
ガチャーンと音を立てて白い皿を割ることで、自分の中にあった怒りは一瞬で消えます。負の感情が湧くたびに行うと、そのうち怒りをぶつけられても気にならなくなります。
割った皿には、負のエネルギーはありませんので、お住いの地域のゴミ処理ルールにしたがって捨ててください。
もし、白い皿がなければ、その他の色でもいいのでいらない皿を使いましょう。