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自宅に金運を運ぶ「龍脈」を作る方法
龍は、循環するところに宿るとお伝えしましたね。その法則に則って、金運を運んでくれる龍が走る「龍脈」を、自宅で作れる方法をご紹介しましょう。
江戸時代まで日本では、石高という指標でその土地の財力を表していました。「加賀100万石のお殿様」などという表現をご存じでしょう。
田畑や屋敷の価値、米以外の農産物や海産物、兵力までもを「米の生産量」に換算して表しました。
まさにお米=お金であり、パワーそのもの。稲穂は実りや豊かさの象徴であります。
種をまき、田植えをして、お米を収穫するという豊かさのサイクル(循環)を自宅で再現することが、龍脈作りにつながるのです。
そしてその後は、実りのエネルギーを記憶した「種銭」となるものを、あなたの魂が喜ぶものに使います。それが豊かさの循環を生み、新たな龍脈を生み出します。
家の西側に新札の種銭3万円を置く
金龍からのメッセージは、「太陽が沈む方向に実りを受け取るものを21日間置き、それを種銭とする」というものでした。
私たちの生活サイクルや経済活動は、本来、太陽の動きとともにあります。一日24時間、さらに1年365日に春夏秋冬があり、冬至や春分の日などで区切られています。そして、それがさらに7年の周期で繰り返されていきます。
種銭を作るために次のプロセスを実行してください。
①新札で3万円を用意する。
②通気性のあるアミ状の袋(チャック付きでもOK)にお札を入れる。
③家の西側に、そのお札が入った袋を21日間置く。
お金はエネルギーなので、古いお札にはいろんな人の想念が入っています。銀行で新札を用意しましょう。
お札を入れる袋は、100円ショップなどで売られているものでよいのですが、黒などのエネルギーを跳ね返す色は避け、ピンクや黄色、白などがよいでしょう。また、そのアミの袋の上に腕時計(デジタルではなく針時計)を置くとなおよいとのことです。
金龍によると、数字の意味は、3はものを生み出す数であり、21日間は、7年周期のように7の倍数で実らせていくということだそうです。
種銭を魂が喜ぶものに使う
以上の儀式によって、豊穣のエネルギーがチャージされた「種銭」ができました。しかし実は、重要なのはここからです。お米もできたら、それを食して私たちのエネルギーに変換しますね。
3万円の種銭を7週間以内に使ってください。さて何に使うのか。ここでしっかりと自分に向き合う必要があります。次の豊かさを生み出し、循環させるためです。
今自分は何をしたいのか、どうありたいのかを見つめてください。
私の場合は、美顔器でした。美容の仕事につなげるためではありません。自分の仕事や、なりたいものに直結するものでなければいけないわけではないのです。
自分がどうなりたいかと考えたとき、私は「きれいになりたいな」「前からほしかったなぁ」「きれいになれば夫や娘も喜んでくれるかな」と、心からウキウキワクワクしました。
ここで大事なことは、「魂のときめきや喜びに近い部分にお金を使う」こと。それによってあなたのお金は、どんどん循環していきます。
あなたが心にしっくりくる物を手にしたとき、きっと罪悪感はないはず。それはお金へのイメージがよいものに上書きされている証拠です。
「ありがとう!」「また何かの種になってね〜」「行ってらっしゃ〜い!」という気持ちで、種銭を送り出せたら、龍脈作りは成功です。
私は美顔器を手に入れた後、これまでとは違う種類の仕事が入ってきて、それがまた新たな収入源の道となりました。
龍は私たちを全力で支えてくれますが、実は共に成長していく存在でもあります。龍の大好物は、「人の感謝の思い」です。
「お金は私たちを幸せにしてくれるものなのだ」とお金をありがたく使い、龍に感謝の念を送ると、龍はどんどん大きくなって、格やパワーが増していきます。
そうしたプロセスの循環が始まったところに、龍はどんどんお金を届けてくれるのです。
次回は、「お金を通じて自分のありかたと向き合う」方法をお伝えします。
この記事は『ゆほびかGOLD』2020年4月号に載っています。