神様とつながる幸せワークブック
~神使いさんが教える「願い」の叶え方
ゆほびかBOOKS
あるときわたしに「神様がお喜びになるもの」という言葉が降りてきました
わたしは意図していなくとも視えない存在や神様から、キーワードや神託を受け取ることがあります。数年前には「女神」、昨年(2019年)は「世巍(よぎ)」というキーワードが降りてきました。
そして昨年暮れから今年にかけて、「あやかし・妖怪」と言われていたのです。次は、妖怪なのだと思いました。
早速、編集さんや担当さんに、「次は妖怪ブームが来ます」とお伝えしておりました。妖怪のものを手掛けたいとお伝えしたのですが、「まさよさんのイメージではない」と言われて、ことごとく却下となりました。
しかし今年はコロナ禍があり、いつしか古くから言い伝えがある「アマビエ」という妖怪が出てきて、世の中はアマビエブームになりました。
話がそれましたが、視えない存在からのメッセージがすぐわかるときもあれば、意味がわからずに戸惑うこともあります。
たとえば「よぎ」と言われたとき、それは何のことだろうと思いましたが、「世巍」と漢字が降りてきて、すぐに「鬼」のことだとわかりました。けれど、なぜ鬼なのかととても躊躇したのです。その後、世巍とはわたしたちや国を守護する鬼神だとわかりました。
鬼というと、桃太郎の鬼退治が連想されるように、悪者、敵のイメージがありますが、それは全くの誤解だったのです。そして、令和という新時代にこそ、陰の存在になっていた世巍の「山のように大きく力強い」「そして世を安泰に治める」という存在を多くの人にお伝えすべきなのだと気付きました。
その思いは、最初に雑誌『ゆほびかGOLD』vol・44(マキノ出版)の誌上で「あなたの導き世魏とつながるカード」として多くの方にお届けさせていただくことができました。
その後『2020女神さま手帳』『鬼神まもり』(KADOKAWA)という書籍を書かせていただきました。
そして今年(2020年)に入って、わたしが毎年制作している手帳にお入りいただく神様について思案していたところ、「神様がお喜びになるもの」と降りてきたのです。
そのときに「そうだこれからは、神様に喜んでいただく必要があるのだ」と思いまして、次は「神様がお喜びになる」ことをしようと思いました。今のわたしのすべては、それで動かされています。
神社に行くと「何を差し上げようかなぁ」とわくわくしているわたしがいます
神様は何もお求めになったりはいたしません。けれど神社さんに行くと、「神様に何か差し上げたいな」「何を差し上げようかなぁ」といつもわくわくしているわたしがおります。小さな子どものように、神様を喜ばせたいと思うわたしがいるのです。
すると、まるで視えない糸に誘導されているかのように、道が動き出し、道が開かれ、自分自身が動かされ始めました。
その一つが、「奉納香」という香水でした。神社の神様にお参りするときに、神様がお好きな香り、神様がお喜びになる香りを一緒に奉納していただきたいという思いがずっとありました。
神様は、わたしたちのお近くにいらしたとき、香りを使って合図をくださったりいたします。たとえば、お花のような、おしろいのような香りは女神様の具現です。それなら、わたしたちも「神様のお近くに参りました」という香りの証がほしいと思いました。そして「神様にお喜びをお返しする」という意味を込めた奉納香を作っていただくことができました。
本当はね、わたしのエゴで「結界をより強く作ることができるような強い香り」というコンセプトにしようとしていたときもあったのですけれど、すぐに視えない存在の皆さんに修正をされました。
「神様がお喜びになる香り」とそう言われたのです。
何かを世に出すということは、神様もお手にしてくださった方も、「喜ぶものでなくてはならない」のだと、そう教えられてすぐに方向転換をいたしました。
その後、今年はコロナのこともありまして、オンラインでの講演会をいたしました。その反響は、とてもわたし一人の力ではなく、視えない力が働いたとしか思えませんでした。
講演会では、参加者の皆さんに瀬織津姫さまとマリアさまの旋律「奉納歌」をご紹介させていただきました。
この奉納歌は、とても不思議なことから始まり、すべては多くの皆さんに、神様を喜ばせていただく方法を知ってほしかったのです。その奉納歌のメロディに関しましては、『神さまとつながる幸せワークブック』のなかで詳しくお伝えし、無料ダウンロードでお届けします。
日本やこの世界を平和や安寧に導く大きな力
こうした流れで今、「神様に喜んでいただいて、神様のお使い人になりましょう」「神様に使われる人になりましょう」というお話をさせていただいています。
今、わたしたちは先が視えないコロナ禍の中にありますが、「神様にお喜びいただくこと」をしてくださる方が増えてくださると、神様と一人ひとりの絆はより強く結ばれていきます。そうすると国が落ち着き、わたしたち一人ひとりもまた平穏で、そしてより願いが叶いやすくなり、ここぞというときに神様の後押しをいただけるようになるのです。
皆さんの「神様にお喜びいただきたい」と願う純真な気持ちは、日本やこの世界を平和や安寧に導く大きな力となっていくのです。
神様に喜んでいただく方法
ここまでお読みになって「神様にお喜びいただくには、具体的にどうすればいいの?」と思われたかもしれませんね。
多くの方は、神社に行くと普通にご参拝をしてお願い事をすると思います。
そういう形式的な参拝も大事なのですが、わたしの場合はいつも「こちらの神様は何をして差し上げればお喜びになるのかな?」と考えます。
たとえば、この神様にお榊を差し上げたいなと思ったけれど手元にない。お賽銭をあげようと思ったけれど小銭がない。そんなときってありますね。
そういうときわたしは、目についた草花を頂戴して、「神様、花榊です。どうぞ」と言ってお渡ししたりします。ちょっと笹を取って、笹舟を作って「どうぞ」とか。
そういうちょっとしたことでいいので、神様にお喜びいただこうと考えることです。
お賽銭を持っていても、花榊を要求されることもあるのです。島根県の松江にある揖夜神社(いやじんじゃ)さんの三穂津姫さまがそうでした。
あたりを見回したら、どくだみが白くて小さいお花を咲かせておりましたので、姫檜扇水仙と一緒に花玉串にしてご奉納したことがありました。
神様に何かを差し上げたいと思うことは、神様が望んでいるのではなくて、わたしたちが差し上げたいと思う、わたしたち日本人としての謙虚さと、配慮の表れなのだと思います。
神様にお供え物を差し上げたとしても、モノではなくて、お供えを通して御心を差し上げているのです。
神社の神様は、人の思いやりと優しさが、何よりもうれしいのです。
神社に参拝すると神様がお元気になる
神社さんに行って神様を喜ばせて差し上げると、そこの神様がお元気になられます。神様もエネルギーですし、わたしたちもエネルギー体です。神様と向き合うということは、エネルギーの交換でもあるのです。ですから、人がたくさんいらっしゃる神社さんの神様は、とてもエネルギッシュです。
一方で、あまり人が行かない神社さんの神様は、どこかお寂しそうにも見えます。人がいない神社さんは、怖いとか、何か悪いものを連れてきてしまう気がするとおっしゃる方がおります。
中には神様ではなくて、低級霊が住み着いていると心苦しくなることをおっしゃる方もおります。
しかし決してそんなことはなくて、人があまり行かないせいで、エネルギーが揺らぐことがないから静かなだけなのです。
そのような神社さんに頻繁に参拝すると、その神様はお喜びになってお元気になられるのです。
たとえば、わたしがこれまでブログや書籍でお伝えしてきた仙台・愛子の諏訪神社さんは、もとは地元の方だけに愛される小さな神社でした。その神様も、最初は「わたしはここにお参りさせていただいて、いいのだろうか?」と、思案するほど強い御神気が溢れている凛とした雰囲気でした。しかし何度か伺ううちに、厳しさの中に、時折満面の笑みのお顔を見せてくださるようになりました。
今の愛子の諏訪神社の神様は、お守りしている宮野教光宮司さんのお人柄と土地柄、そして全国からいらしてくださる大勢の皆さんの思いが合わさって、どんどん願いを叶えてくださるお力のある、お優しい神様になっていらっしゃいます。
三つのカテゴリの神さまがおられます
わたしたちが神さまとお呼びしている存在には、大元や源の神さま、神社の神様、自分のかみさまという三つの神様がいらっしゃいます。ここまでお話ししてきたのは、神社の神様を喜ばせる方法です。
併せて源の神さま、自分のかみさまにもお喜びいただけると、人生がとても生きやすくなるのですね。
ここで、それぞれの神さまについてご説明しましょう。
一つ目の源の神さまとは、ソース、源、光の記憶、光の集合意識などといわれる神さまです。
二つ目の神社の神様とは、ここまでお伝えしてきたような、神社におられる神様のことです。
三つ目の自分のかみさまとは、あなたの中にいらっしゃるかみさまです。
では、源の神さまや自分のかみさまを喜ばせるには、具体的にどうすればよいと思われますか?
実は、自分のかみさまと大元の神さまとは連携しています。源の神さまと神社の神様とは別だと考えられているけれど、一つの同じ線上にいらっしゃいます。そして、わたしたちも同じその線上におります。
ですから、あなたが自分のかみさまを喜ばせることが、源の神さまも、神社の神様も喜ばせることになるのです。
神社の神様にお喜びいただく二つの方法
自分を許し自由に愛することは、自分のかみさまを喜ばせることになり、源の神さまにもお喜びいただく最上の心がけです。
同じように神社の神様にお喜びいただき、癒して労わって差し上げたいと意識することも大切なことです。
いちばん身近に感じやすいのは神社の神様ですから、『神さまとつながる幸せワークブック』では、神社の神様にお喜びいただく方法をお届けします。
先ほどお話ししたとおり、わたしたちはいつだって、源の神さまとともにありますが、それを常に意識して暮らすことは、難しいかもしれません。
日々の生活を送っているとどうしても忘れてしまうものなのです。
でも神社の神様のことは、わたしたちはきちんと神様として意識することができます。神社はお社がある、目に見えるありがたい神様なのです。
わたしは、神社の神様は山で言ったら峠の茶屋や山小屋でありこの世の現実の癒し処だと思っています。
とても近いところにいてくださって、いつでも会いに行けるありがたい神様です。その神様にお喜びいただくことは、自然に源の神さまをも喜ばすことにもつながります。
そこで、今回はとっておきの二つの方法をお伝えいたします。
一つは、神様のエネルギーが入った硬貨を作って差し上げることです。実は、これが皆さんにいちばん知っていただきたいワークになります。
このワークによって、いろいろな神様のエネルギーと、本書に込めるあなたのエネルギーが一体となって、世界でたった一つの貴重なエネルギー硬貨を生み出すことができます。言ってみれば、神様にお喜びいただくためのレシピともいえるかもしれません。
このワークでは、いろいろな神様のエネルギーをお借りいたしますが、できたエネルギー硬貨をどの神社さんのどの神様にご奉納されても、神様はとても喜んでくださいます。
作ったエネルギー硬貨は、神社さんでのお賽銭にしていただいてもよろしいですし、どなたかに差し上げていただくことも、お守りとしてお財布の中や、バッグの中に入れていただくこともできます。
『神さまとつながる幸せワークブック』では、このエネルギー硬貨の作り方を詳しくお話しするとともに、専用のワークシートをご用意しています。
そして二つ目は、瀬織津姫さまとマリアさまの旋律である「奉納歌」を奉上して差し上げることです。こちらも『神さまとつながる幸せワークブック』を手にとっていただいた皆さまに、無料ダウンロードでお届けします。
併せて、この本の中には、あなたのお名前を印す欄があります。
それは、この本に、あなたの波動を転写するためのものです。
本書をぜひ、あなただけのオリジナルエネルギーブックにしてくださいませ。それはあなたが神様と一緒に創り出す、エネルギーとなります。
どうぞ、神様を喜ばせて、労って差し上げてください。
そうすると、神様は必ずわかりやすい形でご褒美をくださいますし、願いを聞き届けてくださいます。
そしてあなたが「うれしい」「安心」って思うことが、日々、どんどん増えてくるでしょう。だんだん、嫌なことがあっても気にすることもなくなって、いつも神様が応援してくださるような感覚になっていくことでしょう。
まさよ
●本記事は『神さまとつながる幸せワークブック』~神使いさんが教える「願い」の叶え方 から一部を抜粋したものです。