ゆほびか ゆほびか
  • 文字サイズの変更
  • 大
  • 中
  • 小
  • SNS
  • twitter
  • facebook
  • instagram

パートナーとの関係も不思議と大好転!~奇跡の「美開運メイク」その2

●本記事は『ゆほびかGOLD』vol.34(2017年刊)の掲載記事の転載です。

夫に束縛されていた私が美開運メイクで解放!

前回を読む

「そんな格好して、どこへ行くんだ、おまえ!」

会社に出かけようとした妻に大声で怒鳴りつける夫。機嫌をそこねた理由は、妻がスカート、ハイヒールを履いているから。

「ほんとうは会社に行くんじゃないだろっ‼」

 妻はひたすら我慢する。怖くて何も言い返せません。そうしているうちに妻はお化粧をしなくなってしまいました。

 夫はおとなしい妻を、さらに縛りつけます。妻が女友だちと外食するのもダメ。会社の忘年会に出ているときも夫は度々電話してきて「いつ帰って来るんだ」「まだ終わらないのか」と。やむなく妻はおいとまをして、家に戻ったら自分から先に夫に「ごめんなさい」をする。

 夫に束縛されている苦しみから逃れようと、自分の気持ちをごまかしたり、なかったことにしたりしているうちに、ほんとうの気持ちがわからなくなってしまった――そんな悲劇の妻、くみちゃんが、ある日、美開運メイクのレッスンを受けました。

 美開運メイクの先生が顔に化粧品をのせる、その手から、優しい波動を感じた彼女。
「今まで私、自分を粗末にしてたいせつにしなかった‼」と気づいた彼女は、それまで見えていなかった事実に目を向け始めました。

「私、夫に『自分はこうしたい』『自分はコレが嫌』と言うこともできたし、夫の横暴な態度に逆ギレすることもできたのに、それをしなかった。私を鳥かごの中に閉じ込めていたのは私自身だったんだ」と、気づいて、「自分を大事にしよう。自分を解放しよう」と誓った彼女。

 まずはタンスの奥にしまい込んだスカートを取り出し、教わったばかりの美開運メイクをして「これが私よ!」と、自分の姿を夫に見せようと考えました。「そんなことをしたら、旦那に何を言われるだろう」「また怒鳴られるんじゃないか」という考えがちょっと浮かびました。

 スカートを履き、毅然とした態度で彼女は夫に、「もう私は自由になります。自分がやりたいことをずっと我慢してきて、自分にウソをついてて、ほんとうに苦しかった。これからはやりたいことをやります」と言えました。

 黙って聞いていたご主人が「そこまで思い詰めていたのか、おまえ」と、ひと言。
 くみちゃんはうなづいて〝自分の覚悟〟を告げました。

「それが嫌なら離婚です‼」

夫婦それぞれが自分をたいせつにして幸せに

 一人さん直伝の開運人相学に基づいた開運のツヤと陶器肌を演出する「美開運メイク」を教え始めたときに不思議な発見がありました。

「美開運メイクを始めたら、イライラしたり、ムカついたりするようになりました」という報告が全国各地から届くようになったのです。

 ご主人や親、職場の上司に嫌なことを言われ、不当に扱われても、今までは、我慢できたのに「頭にきて言い返しちゃった」「会社でブチ切れた」という女性たちが大勢いるんです。

 そういう人に共通の特徴があります。それは、我慢できなくなった自分をダメと思い、責めること。でも、それは勘違いなんですね。

 イライラしたり、ムカついたりするのは、お知らせです。魂がSOSを出しているのです。「自分の気持ちをちゃんと聞いてあげて」「自分をぞんざいに扱わないで」と。その声に耳を傾けて正当な自己主張をした。それは〝いいこと〟なのです。なぜなら、我慢は免疫の不調を招いて、病気になりやすくなったり、肌荒れができたりと、体に悪い影響を及ぼすのです。

 だから、我慢は人に強いるのも、自分がするのもいけません。みんなのほんとうの幸せを考えたら、正当な自己主張はとてもたいせつです。

「はなゑさんが言ってる理屈はわかるけど、それをやるとなるとなかなか」というかたもいると思います。ほんとうに不思議なのですが、美開運メイクで自分をキレイにして、自分をたいせつにしていると、正当な自己主張ができるように変わってくる人が多いのです。

 くみちゃんも美開運メイクをするようになって正当な自己主張ができたのです。
 それ以来、ご主人は彼女に「あれしちゃダメ、これしちゃダメ」と言わなくなり、彼女がお化粧をしておしゃれして「夕方、友だちとご飯、食べてくるね」と言っても、「楽しんでおいで」と笑顔で送り出してくれるようになりました。

 今は夫婦それぞれ自分の世界をたいせつにしつつ、2人仲よく暮らしています。よかったね、くみちゃん。

(次回「その3」に続きます)