
運気を上げたいのなら、開運法の前にしなければならないことがあります。それは、私たちが知らず知らずのうちに受けている「難」を浄化することです。
ここでいう難とは厄、呪い、邪気といった言葉でも表現される、自分を苦しめる邪な事象のことを指しています。どんな人も、難を排除しない限り、運気がよくなることは、まずありません。
そして、開運のために行いたい難除けが、自分でできるお清めやお祓いです。
ここでは、その応用編として意外なテクニック④~⑥をご紹介します。
④カラオケボックスで絶叫し受けた邪気を吐き出す

上司、妻や夫、親といった近くて距離を置くのが難しい間柄の人からひどく怒鳴られたあとなどは、相手の怒りのエネルギーを受けて心身がボロボロになってしまいます。
こういうときにお清めをせずに放置しておくと、何日経っても根深く自分の中に邪気が残り、どんどん運気が低下していきます。
そんなときは一人でカラオケボックスに行き、大声で歌うのがお勧めです。人からもらった怒りのエネルギーや、モヤモヤした気持ちを体の外に全部吐き出すつもりで、カラオケで大声に転換しましょう。
ちなみに、グループやカップルで行くカラオケでは、気兼ねなく絶叫できないこともあると思います。お清めのためという観点では、一人カラオケのほうが断然お勧めです。
⑤「ちょうだい」「貸して」と人のものに手を出すのはNG

人の食べているものがおいしそうに見えて、つい「一口ちょうだい」と気軽に言ってしまう……。無意識のうちに、そんなことを言っていませんか。
人の食べ物を欲しがるのは、欲張った気持ちの現れにほかなりません。自分の決めたことに自信が持てず、人のものがうらやましいという感情が働いているときです。
神様は我欲が強く、自立心のない人の運気を応援してはくれません。心当たりがあるという人は、自分のその口ぐせが厄になっている可能性が大きいと心得ましょう。
食べ物に限らず、本、日用品、アクセサリーなど人が持っているものをおねだりして借りる、もらうのも邪気を招き入れてしまいますから注意が必要です。
もう一つ、女性に多い長話も要注意です。
話しているほうは、気分がよくても、とりとめのない話を延々と聞かされている人から見れば、時間を奪われていることになり、相手も自分も運気が下がります。その場の空気を読んで、相手が興味を失っているような場合は、話を切り上げることです。
⑥居ながらにして滝行水シャワーで邪気を祓う

いい姿勢は健康にいいばかりか、お清めとお祓いの効果もあります。背すじをピンと伸ばして天井から糸で頭をつるされているような感じの姿勢がそうです。確かに、猫背や姿勢のよくない人には、成功者が少ないように思います。
普段から意識して姿勢をよくしておくことに加えて、嫌なことがあったときなど、邪気をもらったら、背中を浄化すると祓うことができます。その一つの方法が、背中に当てる水シャワーです。行者が行う滝行のイメージです。
浴室で、シャワーを水にして十数秒間、背中の肩甲骨の辺りに当ててください。本格的にやりたい場合は、両手の指を組み気合いを入れて、「祓いたまえ清めたまえ」と唱えながらシャワーを浴びるようにしましょう。
もちろん、自分の体調や季節を考慮して行っていただくことは言うまでもありません。
ここまでご紹介してきたお清め法は、どれか一つでもかまいませんから、習慣にして継続することがたいせつです。