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医師も絶賛!しつこい関節の痛みに効く
【手作り痛み消し干しブドウ】

私は2週間で指先の痛みが消失!
外出もできないほどのひざ痛も1カ月で治った

こんにちは、観月環です。
私は、気(あらゆるものの根源のエネルギー)の状態をよくして、
人生を幸せに生きる方法をみなさんにご紹介する活動をしています。
私の社会人としてのスタートは、薬剤師です。
病院に勤務し、たくさんの患者さんに対面してきました。
その貴重な経験から、医療は病を治す手助けにはなるものの、
万能ではないことに気づきました。

もちろん、病気になったら、
薬を飲んだり適切な治療を受けたりすべきです。
しかし、いちばんたいせつなのはそうなってしまう前に、
その人が本来持つ生命力を高めることではないかと思ったのです。
今回は、私が食養生の効果を改めて実感した
「痛み消し干しブドウ」についてお話します。

私は目には見えない気を音に乗せてみなさんに伝えるため、
ハープの演奏会を定期的に行っています。
日々、ハープの練習に時間を忘れて没頭することも多く、
1日に10時間ほど弾くこともあります。

ハープは指にかかる負担も大きく、
いつしか指の関節がジンジンと痛むようになったのです。
練習を休んでも、痛みはいっこうに引きません。
手を使っても使わなくても、
朝も昼も夜もとにかく1日じゅう痛むので、
さすがに気分が滅入り、イライラすることが増えてしまいました。

薬学文献からたどり着いた
古代エジプトの知恵

痛みを解消するいい方法はないかと、
さまざまな薬学の文献を読み込ました。
すると、関節痛を解消するエジプトの民間療法が見つかりました。

痛み消し干しブドウとは、お酒のジンに干しブドウを漬け込み、
そのまま1週間ほど置いてアルコールを飛ばしたものです。
インターネットで検索すると、多くの人が試し、
実際に痛みの解消に役立っているようです。
添加物や副作用などの害もないので、私も試してみようと思いました。

できあがった痛み消し干しブドウは、
ヨーグルトに大さじ山盛り1杯程度乗せ、
朝昼晩の1日3回、計50粒ほどの量を食べるようにしました。
すると、じょじょに指の関節痛の頻度が減り、
痛み自体も弱まっていきました。
2週間後には、痛みが完全に引き、ハープの演奏を再開できたのです。
予想以上に早くよくなったので、ほんとうに驚きました。

実は私の夫も腱鞘炎でした。
結婚指輪をつけられなくなるほど、左手の薬指が腫れていました。
整形外科にも2年も通っていましたが、
症状はいっこうに改善しなかったのです。
しかし、痛み消し干しブドウを食べ始めてから、
3~4カ月で指の腫れと痛みが引き、曲げ伸ばしも自在になりました。
夫も私も、痛み消し干しブドウに大いに救われたのです。

作り方は至って簡単で、火を使いません。
材料も目分量でOKです。
保存方法も簡単で、季節を問わず常温で2カ月は保存可能です。
詳しい作り方は、次の記事「レシピ編」でご紹介します。

なお、痛み消し干しブドウはアルコールを揮発させて作りますが、
完全になくなるわけではありません。
なので、20歳未満の子どもや妊婦さん、
お酒に弱い人は控えたほうがいいでしょう。

体験者から絶賛の声!
あらゆる健康効果が

女性は50歳を超えると、ホルモンのバランスが崩れたり、
女性ホルモンが減ってきたりします。
そのため、体のどこかに痛みを感じる人が多いものです。
そこで、痛みに悩む友人や私の生徒さんたちに、
痛み消し干しブドウを紹介したところ、
数多くの反響をいただきました。

ある生徒さんのお母様は、ひざが痛くて満足に歩けず、
病院でどんな治療をしても外出もできないほどでした。
気持ちも塞ぎがちになってしまっていたということです。
それが、この干しブドウを食べるようになってから、
1カ月で痛みがなくなり、スタスタと歩けるようになったそうです。
これまで足を引きずりながら歩いていたのは、
「演技だったの?」と思うくらいの変わりようだったということでした。

ほかにも、「上がらなかった肩が上がるようになった」
「肌ツヤがよくなった」「寝つきや目覚めがよくなった」
という声をよく聞きます。
この干しブドウは、ラムレーズンより味がしつこくなく、
さっぱりしています。
ヨーグルトやアイスクリーム、トースト、サラダなど、
ふだん食べているものにトッピングすると無理なく取り入れられるでしょう。

痛みや炎症は、体からのSOSであり、
病気の一歩手前のイエローカードです。
痛みを感じたときに、こうした食養生で、
体をニュートラルな状態に戻すことが大事です。
ぜひ、次の記事のレシピをご参考に痛み消し干しブドウを作ってみてください。

【医師解説】中村辰男

西武沼袋病院 院長

「痛み消し干しブドウ」はへバーデン結節にも効果が期待!

原因不明の指先の痛みに300万人以上が悩む

 近年、「ヘバーデン結節」という指先の病気に注目が集まっています。

 指の第1関節が赤く腫れたり、曲がってしまったりする原因不明の病気のことです。初期には痛みを伴うこともあり、そんな場合には物を強く握れなくなります。

 40歳以降の女性に多く発生し、患者数は300万人以上にのぼるとも言われているのです。料理人やスーパーのレジ係など、手をよく使う人はなりやすい傾向にあります。

「指に力が入らず、ペットボトルの蓋が開けられません」

「フライパンを振ると、手に激痛が走るんです」

「食器を洗うと変形した指がぶつかって痛いんです」

 こうした悩みから整形外科を受診し、検査の結果リウマチではないとわかると、ヘバーデン結節など「変形性関節症」と診断されることになります。

 問題は、この病気の根治療法が確立されていないことです。

「なるべく手を使わないようにしましょう」「テーピングで指を固定してください」と医師から言われても、患者さんはただショックを受けるしかありません。

 結局、痛みに耐える生活を選び、そのストレスが症状にさらなる拍車をかけるのです。

抗炎症作用と血流改善効果が絶大!

ジンの起源は薬用酒で多くの健康効果を持つ

 「痛み消し干しブドウ」の材料の一つであるジンは、1660年、オランダのライデン大学医学教授のシルヴィウス博士が、薬用酒として研究、開発したものと言われています。利尿や解熱、胃を整える作用があると、広まっていたようです。

 ジンには、現代医学の視点から見ても、以下のようなたくさんの健康効果があります。

① 炎症を抑える作用

・関節などの炎症性の痛みの緩和

② 血流の改善効果

 血液の循環がよくなることで、次のような効果が見込まれます。

・消化器官の活性化

・尿の量が増加し、老廃物の排出を促進

 さらに干しブドウに含まれるポリフェノールには、強い抗酸化作用があり、さまざまな病気のの予防にも役立つでしょう。

 痛み消し干しブドウは、多彩な健康効果を持つうえ、先のヘバーデン結節の初期の痛みや炎症にも改善効果をじゅうぶん期待できます。

 痛みをあきらめる前に、ぜひお試しください。

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