●本記事は『ゆほびかGOLD』vol.41の記事を再編集したものです。
心のブロックを外すお勧めの簡単習慣
前編でご紹介したイメージワークで自分を癒して、ニュートラルな状態にした後に、心のブロックを外すお勧めの手法を紹介しましょう。
①自分軸を確立するための宣言
理想の世界を現実化するうえで、言葉はとてもたいせつです。ですから、まず初めに「私はこういう人です」と言葉を口に出して宣言しましょう。
例えば、「私は男性にたいせつにされる人だ」「私はお金を得られる人だ」と宣言するとよいのです。
もし、今、パートナーや配偶者とうまくいっていないのなら、「私はどんな彼(彼女)も愛します」と宣言します。そこから、心の中に愛が充満して、愛の世界を作っていくのです。
宣言した言葉どおりの立場でイメージし、そういう人として生きるよう心がけましょう。
言葉で「私はこういう人だ」と宣言して、自分軸を明確にしてから行動すれば、人は大きく変わっていき、運気もどんどんよくなっていくのです。
②物事に臨機応変に対応する
私はワークショップの受講者さんのうち、例えば男性から愛されたい人には、一般的な男性心理をお伝えして、男性から好かれる言動やおしゃれをしてもらっています。
ただ、男性とひと口に言っても千差万別です。メールのやり取りをめんどうに感じる男性がいる一方で、メール好きで、しょっちゅうメールをしないと寂しく感じる男性もいます。恋愛や家庭、仕事も、現実の相手のニーズに合わせて「臨機応変」の対応を心がけるようにしましょう。
③幸せ体験・成功体験を書く
今ある幸せ体験を毎日コツコツと積み重ねていくことも非常にたいせつです。そのためには、感謝と成功体験の2冊のノートを作りましょう。
感謝のノートには、自分の日常の出来事を書き出すようにします。「今朝、元気に起きられました」「朝おいしいご飯を食べられました」「1日の終わりに温かいおふろに入れました」
ここで挙げた日常は、あって当然のことではありません。
実は私は、阪神・淡路大震災で自宅が全壊し避難生活を経験したことがあります。その経験もあって、今ある日常はあたりまえのものではないことを痛感しました。
こうして、今ある日常に目を向けて、毎日書きためていき、ときどきノートを見返します。こうして、日常に意識を向ければ、毎日生きていることに感謝の気持ちを持てるようになります。
もう1冊の成功体験のノートには、毎日の小さな成功体験を書き出します。
「今朝は目覚ましが鳴る前にちゃんと起きられました」「おかげで会社に遅刻しませんでした」「今日予定していた仕事を全部終えられました」
これらは些細なことに過ぎませんが、コツコツ書きためていくと一年たてば、自己肯定感が格段に上がっています。
④鏡に映る自分を見てほめる
自己肯定感を上げたいなら、鏡を見たときに自分をほめることもお勧めです。例えば朝は、「よし、今日も私はステキだぞ」とほめたり、夜は、「今日も1日よくがんばったね」とねぎらいます。「自分ほめ」を繰り返すうちに自信がつき、自分のエネルギーが高まっていきます。