
邪気をため込ない最大のコツは気にしすぎないこと
私は、もともとは板前として働いていました。
それが、20年前のある日、自分の体に突然雷が落ちたような衝撃を受けて、「気」(生命エネルギー)に目覚めたことをきっかけにして人生が大きく変わりました。気の力を使って、ヒーラー・気功師として、多くのかたを癒す施術の活動をするようになったからです。
もともと地元の宮崎県で活動していたのですが、施術を受けたかたの間で評判が広がり、全国から施術の要望をいただくようになりました。
そして2011年5月からは、その声に応えて全国を旅して回って施術し、講演に明け暮れる日々を送っています。
その活動の中で、邪気が体にたまって体調を崩したかたや、邪気に憑依されやすい体質のかたを、気の力で癒してきた経験がたくさんあります。
ただし、このようなかたがたに対して、「自分は悪いものに取り憑かれているのでは」と過度に思い込まないようにとお伝えしています。
気に目覚めた私から言えば、邪気をためない最大のコツは、気にしずぎないことです。
というのは、邪気をためてしまった多くの人は、自ら邪気を引き寄せているケースが多いことに気づいたからです。
「病は気から」のことわざ通り、余計な不安を考えない・意識しないことが邪気から身を守るコツです。
免疫力が高まり運もよくなる!

日頃から自分の気を高めておくと、邪気を寄せつけなくなり、健康でいられるようになります。ここでは、気は空気中にある風船のような形をしたものだとお考えいただくとわかりやすいと思います。
この記事の後編では、気を高めて邪気を払う「セルフお清め気功」をご紹介します。気を体にたくさん取り込み、気の流れがよくなると、免疫力(病気に抵抗する力)が高まり、元気になっていきます。さらに、免疫力だけでなく運気もよくなります。
よくないことが続いて運気が下がっているきは、気の流れをよくすることで運気をよくすることができますので試してみてください。
ただし、セルフお清め気功は継続が重要。繰り返し行うことで、効果が高まりますから、1日1回でもいいので続けてください。
1分で簡単判定!体にひそむ邪気テスト
セルフ気功のやり方の前にまず、今のあなたにどれだけの邪気があるかを簡単に判定しておきましょう。
邪気がどれほどたまっているかは、自分ではなかなかわかりません。実際、体調不良で私の施術を希望された本人よりも、付き添いで来たかたのほうが邪気だまりだったということもあるぐらいです。
邪気だまりの判定基準はさまざまですが、私が気を操るようになって、よくあるケースをまとめたものが下の表です。

体の変化でいうと、首や肩が痛い、重いと感じるときは、邪気がたまっているサインです。特に左肩には邪気や念が残りやすいように感じます。
さらに、足が痛い、足が重い、足の裏に違和感があるといったときも邪気がたまっているサインです。
悪い気は、主に足の裏から入ってくるので、足の裏をいつもきれいにしておくことは、邪気を侵入させないポイントです。
体だけでなく、空間にたまる邪気もあります。居心地が悪い、なんだか暗く感じるといった、いわゆる気の流れが悪い場所も邪気がたまっています。
また、室内でも庭でも、物があふれている、汚れがたまっているといったことも邪気を集める要因ですから、空間をきれいに保つことが、邪気を寄せつけないためには有効です。
ただし、ご注意いただきたいことがあります。これらの項目に当てはまっていたからといって、邪気に取り憑かれていると心配する必要はありません。先ほど述べた余計な不安に当たるからです。
もし当てはまっていたら、逆に気を高めるチャンスととらえていただければと思います。
(後編に続きます)