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【斎藤一人】不透明な世の中をすずやかに生きる人生のコツ~コロナ時代の疑問と不安に答えます(4)

2021/05/10

 斎藤一人さんは、全国累積納税額日本一の大実業家であり、幸せになるための人生哲学をわかりやすく説く大ベストセラー作家でもあります。
       
 今回は、世界じゅうで猛威をふるう新型コロナウイルスに関連して寄せられた読者の皆様の不安・悩み、編集部の質問に答えてくださいました。
      
 先行きの見通せない、これからの時代を生き抜くために役立つ哲学と叡智が満載です。

※本特集は『ゆほびかGOLD』2020年8月号に掲載されたものです。

最初(Q1~3)から読む

前回(Q7~9)を読む

Q10 夫を亡くした友人にかける言葉がありません

 友人が、新型コロナウイルスでご主人を亡くしました。まだ、60代でした。その友人とは、今も直接会うことができず、どんな言葉をかけていいのか考えあぐねています。

 斎藤一人さんのご著書の中に、「人は幸せになるために生まれてきたの。うんと魅力的になって幸せになるよって神様と約束してこの世に生まれてきたんです」という言葉を見つけて、涙が止まりませんでした。

 どんな言葉をかければいいのか、お知恵を拝借できたらと思います。

A10 ご縁のある人とはいずれまた会えるからね

 これは本当に申し訳ありませんが、今悲しんでいる人を元気にする、手品みたいな言葉ってないんです。「この言葉をかけてあげたら急に元気が出る」っていう言葉は残念ながらないの。

 それで、あなたが期待している答えじゃなくて申し訳ないんだけど、こんな話をお伝えしますね。 

 人は何百回も生まれて死に、何千回も生まれて死にます。何百回も何千回も、生まれ変わるんんです。その中の一つに、今のこういう人生を選んでくるってことがあるだけなんです。

 何回生まれ変わろうと、ご縁のある相手とは魂はずっといっしょなんです。だから今世でたいせつな人を亡くしたとしても、必ずまた会えるよって。こういう話って、なかなか信じてもらえないと思うし、信じてくれたとしても、たちまち相手が元気になるとか、喜ぶとか、そんなことは期待できないんだけどね。

 だから、今は愛をもって、その友人を優しく見守ってあげるのがいちばんいいと思います。愛で見守ることしかできないの。

 あなた自身も、そして読者の皆さんも、いずれたいせつな人を亡くすことがあると思うけど、その前に「死んでもまた会える」ということを知っておくといいよ。これを知っているだけで、悲しみはずいぶん違ってくるからね。

Q11 気分が上がるメイクのコツはありますか?

 一人さんが以前からおっしゃっているように、女性は着飾ったりメイクしたりすることで気分を上げることができると思います。

 このような社会の状況でなにかと落ち込む毎日ですが、気分を一瞬で上げるメイクやおしゃれのポイントについて、お教えいただけましたら幸いです。

A11 顔にツヤを出して幸せそうな表情を心がける

 これは、はなちゃんの得意分野だから、はなちゃんに答えてもらおうかな(笑)。

 「はい。とても簡単なことで、顔にツヤを出して、幸せそうな顔にすればいいんです。一人さんに教わったことです。
 それが基本で、もう少し具体的なテクニックをお伝えしますね。血色をよく見せるイメージで、ふんわりと頬にチークをつけるといいですよ。それから、今はこういう時期ですから、お洋服もちょっと華やかなものを意識するのがお勧めですよ。
 もちろんメイクで気分を明るくしたら、もう一歩進んで、やっぱり笑顔でいること。これが実はすごくたいせつです。毎日笑顔でいて、自分が太陽になって、自分を照らし、周りを照らす。「天照大神(太陽の神様)」になるんです。笑顔こそ、天照ですから。
 暗いニュースばかりで気が滅入っちゃう場合は、少しそういう番組や報道から距離を置いてみましょう。そのうえで、自分が笑顔になれるような楽しいことを考えるといいですよね」(舛岡はなゑ)。

Q12 楽しく掃除するコツはありますか?

 ふと思い立って、クローゼットの片づけを始めました。といっても服の処分です。

 ただ捨てるのではおもしろくないので、昔買って今は着なくなった服を姿見の前で着て、セルフファッションショーをやっています。こうすると、昔の楽しい思い出が蘇ってきて、ただ処分するよりもグッと楽しめるのです。

 このほかにも、一人さんお勧めの楽しめるお掃除、処分のコツがありましたらお教えください。

A12 周りを明るく照らす素晴らしい方法ですね

 このかたは、自分で楽しくしようとしていて素晴らしいよね。こういう気持ちの人が周りを救う天照なんです。

 天照とは、「あまねく照らす」という意味だから、周りの人は、すごく幸せだよね。
 はなちゃんはこんなふうに言っています。

 「セルフファッションショーをしながら処分すると、お洋服たちも〝最後に楽しんで着てくれた〟と喜んでくれますから、とても素敵なやり方だと思います! 私の場合は洋服が好きすぎて、処分する前にもう一回着ちゃうと、片づけが永遠に終わらなくなりそうだけど(笑)。

 どっちだっていいんです。あなたが笑顔ならね」(舛岡はなゑ)。

(次回に続きます)

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