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【当たる宝くじの買い方】【長福寿寺】日本一の開運寺住職が指南(その3)

今井長秀住職
JR外房線「茂原」駅からバスで約30分のところにある長福寿寺

稼ぐことはたいせつと思うだけで金運はアップ

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当たる宝くじ売り場の3つの特徴

 ここまでは、宝くじに当たるため、億万長者になるための基本的な心構えのお話をしてきました。さてお待ちかね、「当たる宝くじの買い方」についてお話しします。

「当たる宝くじの買い方なんてあるのでしょうか」。実は、あります。ほかのところよりも、「当たりを引き寄せる」売り場というのがあるのです。当たりを引き寄せる宝くじ売り場には3つの特徴があります。

①明るい売り場

 よく陽が当たる屋外や、屋内でも窓が広いなど、光が降り注いでいる売り場には、いい気が巡っています。このような場所には金運も集まりやすくなっています。

 逆に、なんとなく薄暗い、近寄りにくい、空気がよどんでいるような売り場では、金運のエネルギーがしぼみます。そのような売り場は避けましょう。

②売り場の人が笑顔で明るい

 たまに高額当せん者が続出している売り場の売り子さんがテレビや雑誌で紹介されることがあります。皆さん、とっても笑顔です。笑顔は金運を高めるうえで基本であるという話は先述しました。宝くじ売り場でもこれは当てはまります。

 長福寿寺にお礼参りに来られる高額当せん者たちが口を揃えて言うのが、「売り場のお姉さんが笑顔でとても明るかった」ということです。

③人が集まるところにある売り場

 ジャンボ宝くじの発売日になると、人が大行列する売り場があります。そのような売り場は、高額当せん者が続出している人気の売り場ですが、これは偶然の話ではありません。

 人が集まる場所には、気もお金も集まりやすくなります。人が集まればもちろん悪い気もあるのですが、金運のパワーも集まりやすくなるので、当たりを引き寄せやすい売り場になります。

「ちょっと痛いな」と思う金額を買い、当せんを祈る

 ところで、「宝くじは、何枚買えば当たるのでしょうか?」という質問をよく受けます。

 先ほど、お金をたくさん手に入れることは、仏様の「みんなが楽しく生きる」という教えと同じだという話をしました。宝くじの当せんを祈る心は、仏様に参拝することと同じと言えます。

 私は、お参りしたときのお賽銭は、「ちょっと痛いな」と感じる金額を入れてくださいと説いています。

 よく、「ご縁があるように、お賽銭は5円がいい」という人がいますが、それは明治時代の話です。その時代の5円は、現代の価値にすると2万円近くになります。ちょっと痛い金額です。ちょっと痛い金額を投じるのだから、真剣に願いがかなうようにお祈りしていました。

 今の時代、1円や5円を投じても、痛くもかゆくもないし、ダメでもともとだと真剣に祈ることもしません。それでは仏様に願いは届かないのです。

 宝くじも同じです。2~3枚買って「1億円当たらないかな?」と考えるのは、1円や5円のお賽銭で仏様のご利益を受けようとしているのと同じです。

「ちょっと痛いな」と思う金額を買い、当せんを祈ることで、「当てる!」という覚悟が仏様にも伝わります。

 それでもよくわからない、という人は、ジャンボ宝くじの場合、せめて最低10枚は買ってみてください。10枚買えば、必ず1枚は当せんしているはずです。

 このときの考え方がたいせつです。10枚買って、「なんだ、300円しか当たらなかった」と思っては、次につながりません。「やった、1枚当たった!」と思える人は、次のチャレンジにも「また当てよう!」と容易に踏み出せるでしょう。

 そして、もう一度宝くじを買って「また当たった!」と思えれば、それがどんどん積み上がり、「勝ちグセ」が身につきます。やがて巨大な金運を手にすることができるのです。

宝くじに当せんしたときの「3分の1ルール」

 最後になりますが、宝くじに当せんした後の話をします。宝くじに当せんしたら、3分の1は自分のために使い、次の3分の1は家族や友人、これまでお世話になった人へのご恩返しに使うようにしてください。最後の3分の1は、信頼のおける団体や災害の被災地に寄付するなど、世の中の困っている人のために使いましょう。

 当せん金がたとえ1万円だったとしても、この「3分の1ルール」は守るようにしてください。お金で人を幸福にできるようになると、お金に好かれる人になります。困っている人のためにお金を使って、人を明るく、元気にする人には、仏様はどんどんお金を授けてくれるものなのです。

(おわり)

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