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【あいはら友子】誰もがお金に恵まれるチャンス!大開運時代の波に乗る法(その③)

●共存共栄と成功のパワーを授ける天女と赤富士

2022年という年は、人・物の動きが活発化します。ですから、本来ならば例年よりもエネルギーが必要な年になります。ところが、
星回りとしてはエネルギーは不足気味です。しかし、ご安心ください。あなたに必要なエネルギーを、この絵のなかの赤富士が授けてくれます。
 5人いる天女は、優しさの象徴です。悟りを開き、「自己中心的」や「天狗 」とは正反対の謙虚さ・優しさを持った存在なのです。
 また、それぞれが光り輝きながら違う楽器を手にしつつ、「和をもって尊しとなす」の言葉さながらに、協力してすばらしい曲を奏でています。そのパワーが、皆さん一人ひとりのキラキラ輝く力、周りの人たちとの強力なチームワークを育む力を後押ししてくれます。
記事をご覧になるとともにこの絵のエネルギー・パワーを存分に感じ取ってください。そうすれば、金運を始めとするさまざまな幸運を、スムーズに得られるでしょう。

・本記事は『ゆほびか』2022年4月号の記事を再編集したものです。

③【特別対談 】コロッケさん&あいはら友子さん 愛されて運が開ける 「自分は2番」の生き方

「コロッケさんは優しくて謙虚なかた。『いばるな』というお母様の教えに感謝ですね」(あいはら)「自分のなかでテンションを上げるのはよくても、他人に対して調子に乗るのはダメですね」(コロッケ)

あいはら友子(以下、あいはら)コロッケさんといえば、ものまね界のスーパースター。たくさんのファンのかたがいらっしゃいますし、私自身もものまね番組が大好きなので、お話しできるのを楽しみにしていました。

コロッケ それはうれしいですね。よろしくお願いします。

あいはら 私は今回の特集で、「劣等感を上手に生かしてポジティブな変化を生み出すこと」のたいせつさをお話ししています。

 コロッケさんのご著書を拝読すると、その点で読者のかたがたの励みになるような経験をお持ちのようで、特に右耳のことは……。

コロッケ はい。中学生のときに、真珠腫性中耳炎という“重度の中耳炎”にかかり、手術を受けても右耳が聞こえなくなったんですよね。

あいはら でも、コロッケさんは、そのハンディキャップに決して負けず、とてもポジティブだった。

コロッケ そうですね。例えば、何人かでおしゃべりをするときは、耳が聞こえる左側を、なるべく壁沿いに向ける習慣を身につけました。こうすると、他人の声が壁に反響して音が溜まるような感じになり、うまく聞き取れるんです。

あいはら すばらしい工夫ですね。困難があっても工夫次第で乗り越えられると思うと勇気をもらえます。

「ハンデも困難も、工夫次第で前向きに乗り越えられるのですね」(あいはら)

コロッケ 先ほどおっしゃったポジティブな変化という点で言うと、この耳のおかげで、僕はものまねタレントとして活躍できたのかもしれませんね。

あいはら と言いますと?

コロッケ 僕の場合、よく聞こえないことで、「この人はこういう人かな」「あんなことをするかもしれない」「こんなことも言うかも」と、想像がどんどんふくらんでいくんです。それは、実際に人と会っているときでも、テレビで有名人を観ているときでも同じで……。

あいはら その想像が、ものまねに生かされたということですね。

コロッケ そうなんです。実際は絶対にしないんですけど、「美川憲一さんなら話の途中で『あん?』とか言うんじゃないか」とか、「野口五郎さんは歌いながら鼻をほじってもおかしくないんじゃないか」などなど、想像がふくらむ“一人遊び”が止まらないんです(笑)。

 その延長線上で、「いつかはこんな動き方もするんじゃないか」といった想像から、ロボットものまねが生まれたんです。

あいはら すごいですね!ハンディキャップから生まれた想像を昇華させ、ポジティブな変化を作り出したからこそ、コロッケさんにしかできない「ものまねエンターテインメント」が誕生していたんですね。

 こうしてお話ししていると、コロッケさんはとても謙虚で、サービス精神旺盛で、優しいかただとよくわかります。そんなコロッケさんでも、過去には「天狗になってしまったこと」があるんですか?

コロッケ 実を言うと、ほんの一瞬だけ、天狗になりかけたことがあります。テレビ番組の『ものまね王座決定戦』の絶頂期に、「ものまね四天王」として注目していただいたときは、出演者はどんな現場でも、天狗になって当然のような空気があったんです。

あいはら それはそうでしょう。ものすごい人気でしたから。

コロッケ でも、そこで僕は、「この空気に流されていたらマズいな」と、すぐに気づけたんです。

あいはら 気づくことができて、ほんとうによかったですね。

コロッケ 実は、僕の心の中には、幼い頃に母から教えられた言葉があります。それは、「あせるな」「おこるな」「いばるな」「くさるな」「まけるな」という5つの言葉で、頭文字をとって「あおいくま」と我が家で呼ばれているものです。

あいはら そのなかの「いばるな」こそが、まさに「天狗になってはいけない」ということ。お母様からの教えに感謝ですね。

コロッケ はい。自分の気持ちのなかで、調子のよさを感じて自信を持ち、テンションを上げるのはいいと思うんです。でも、他人に対して調子に乗る、つまり天狗になるのはダメだと思います。

あいはら おっしゃるとおりです。天狗になったときから、運は急降下しますから。人には謙虚に、相手の気持ちを考えながら接することが重要です。

コロッケ 僕もそう思います。ですから、僕が座長を務める舞台公演の際には、演者の顔合わせの初日、僕は部屋に入ったら真っ先に、最年長のかたのところへ挨拶に行きます。

あいはら それは簡単なようで、なかなか難しいこと。そうした行動を取ると、その場の空気が一気に変わるんじゃないですか?

コロッケ ええ。「相手がいちばん、自分は2番」という考えのもとに行動していると、僕とその人の間だけでなく、出演者全員に流れる空気がよくなり、そのいい空気はスタッフさんにまでバーッと伝わっていくんです。

「相手がいちばん、自分は2番。それで空気がよくなるんです」(コロッケ)

あいはら その行動がなければ、いい空気の循環は生まれない。むしろ、緊張感が高まったり、意地の張り合いが起こったりして、悪い循環が生まれてしまうことも……。

コロッケ そうです。だから、「いい空気を作るのも、悪い空気を作るのも、自分自身」と気づくことは、とてもたいせつだと思います。

あいはら コロッケさんのように前向きな姿勢で生きていきたいものですね。

コロッケ 下を向きたくなる気持ちもわかるけど、人生を幸せに生きていくためには、日頃の積み重ねが大事なんだと思います。

あいはら 小さな努力を続けて、「自分」と「自分の周り」を固めることが肝要ですね。本日は、とても楽しく、ためになるお話をありがとうございました。

コロッケ こちらこそ、ありがとうございました。