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【トイレ掃除の効果】住む人の心を表す!磨き上げれば幸運として形になって返ってくる!

犯罪が起きた家のトイレは汚い!

トイレは、家の中で最も内面的な場所であり、その状態は「住む人の心」を象徴しています。

ですから、心に余裕があるならば、トイレはキレイな状態を保てるはずです。また、その場合、オープンマインドの心理状態であるため、対人関係では良好な状態をキープできると考えられます。

反対に、心が疲弊していると、家の中のどこよりも、真っ先にトイレが汚れていきます。

排泄の場所であるにもかかわらず、汚れに気が回らないほどの状態が続いているなら、対人運も金運も上がるわけがありません。

これは、警察官の知人から聞いた話ですが、犯罪現場の家のトイレは、ほぼ100%汚れているそうです。 

その一方、私のクライアントであるお金持ちの人や成功者は皆、トイレを実にキレイにしています。

そもそも、トイレの便器を磨いていると、磨いている本人の心も磨かれて、清々しくキレイな心理状態になっていきます。

そのうえ、トイレを人知れずコツコツと磨き上げていると、「陰徳」を積むことができます。

陰で貯金のように積み重ねたぶんの徳が、望ましい人間関係やお金など、幸運として形になって返ってくるのです。

このようにトイレをキレイに整えることの重要性は、便器・便座・タンクだけに限らず、トイレの空間全体に通じた話です。

以下に、トイレ空間を理想の状態に整える方法もご紹介しますので、それらも併せて実践することをお勧めします。

布を置かない・捨てる

布製の便座カバーやマットを使っているなら、不衛生にならないよう、十分に注意する必要があります。

トイレを流すと、約90cmも水が飛び散ると言われています。立って用を足す男性がいるなら、尿の飛沫もカバーやマットに間違いなく吸収されています。ですから、どんなに長くても1週間以内には洗濯して、不潔・不浄にならないようにしてください(理想は2~3日置き)。汚れがひどければ処分して、新しいものに交換しましょう。もちろん、マットのある床全体も、こまめに掃除してキレイを保つようにします。その点を考慮すると、思い切ってマットを使わない選択をするのもアリだと思います。

紙を置かない・捨てる

意外とやりがちなのが、予備のトイレットペーパーを床に直接置いてしまうこと。前ページの「布」の項目にある通り、水や尿は飛び散りやすく、湿気は床近くの〝下のほう"にたまる性質があります。そして、その湿気をトイレットペーパーがどんどん吸収すると、ペーパーが不衛生になるだけでなく、それを使う自分自身も汚すことになります。
ですから、予備のペーパーは、棚の上のほうに保管するようにします。なお、扉つきの棚があればトイレ内で保管してもOKです。同じ理由から、大好きなマンガや文庫本をトイレに置く人も多いようですが、避けるべきです。

照明を明るくする

家相でも風水でも、トイレは「陰」の気が強い場所とされています。そのため、高ぶった気持ちを落ち着かせるには適していますが、普通の心理状態で長居をすると、やる気の低下につながってしまいます。

また、オシャレな飲食店やホテルのように暗めの照明にしていると、陰の気が強くなりすぎてしまいます。そのため、「昼白色や温白色の電球を使う」「明るさの単位=ルックスの数値が高い電球を選ぶ」「照明周りのほこりは拭き取る」などの工夫をして、「照明は明るめ」を心がけましょう。すると、トイレ内の汚れを見逃さないことにもつながります。

いい香りにする

トイレの空間づくりの仕上げに大切なのが、「香り」です。

ドラッグストアやスーパーで売っている芳香剤も悪くはありませんが〝人工的な匂い″が気になる人も少なくないと思います。そのような場合は、脳が刺激を受けすぎていて、ストレスがかかっている状態です。よりいっそう気持ちのいい空間に整えるなら、天然成分由来のお香・アロマオイルなどを活用し、脳や運の邪魔をしないようにしましょう。

お勧めの香りの種類としては、「ペパーミント」「ユーカリ」「ティートゥリー」などが挙げられます。それぞれに殺菌効果があり、心の中の汚れ・不要なものを手放しやすくしてくれる香りです。

この記事は『ゆほびか』2022年12月号に掲載されています。

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