「お釈迦様も、人づきあいには多くの障害がありました」
YouTubeチャンネル『大愚和尚の一問一答』が大人気の大愚和尚。和尚の元には日々、全国からたくさんの悩みが届くそうですが、特に人間関係の相談は、年齢や性別を問わず多く寄せられているとのこと。そこで『ゆほびか』2021年12月号では「珠玉の言葉で悩みを手放す!人間関係の苦しさが片づく一問一答」と題して、和尚からとっておきのお話をいただきました。
―――「苦しみを捨てたい、手放したいという気持ちはよく理解できます。ただ、人生とは成長するための営み。『そもそもこの世は生きづらい』というのが仏教のスタンスです。
お釈迦様さえ、例外ではありません。周囲の人に嫉妬されたり、裏切られたり、激しいバッシングを受けたり、殺されそうになったこともあります。しかし、そうした壮絶な体験に直面しても、お釈迦様は決して、うろたえませんでした。むしろそのような出来事に直面するたびに、弟子たちに、人間の愚かさと、心を育てる必要性を説かれたのでした。
だから、どんな相手に対しても、冷静に自分を保ち、感情的にならないこと。そう覚えておくだけで、今ある悩みを解放できるかもしれません。お釈迦様でさえ、人づきあいにおいて、多くの障害があったのです。少なくとも、人づきあいに悩む自分を、恥じたり責めたりする必要はありません」(大愚和尚)
「人間関係で大事なのは、相手と打ち解けることではありません」
大愚和尚の語る「人間関係の苦しさが片づく一問一答」は、たとえばこんな感じです。
Q「人づきあいが苦手で、職場にもご近所にもつきあいにくい人ばかりです――」
A「社会の中で生きていくうえでは、気の合わない人とのおつきあいも避けられません。でも『人とつきあうとは、仲よくすることではない』と知っていれば、少し気が楽になるかもしれません。
人間関係で大事なのは、打ち解けた関係性を築くことでなく、その人との関係性において、自分の役割を果たしているかどうかです。例えば、職場なら、お互いの仕事にプラスになる関係性を維持する。ご近所関係なら、その地域で家族も自分も暮らしやすくなる立ち位置を心がけ、家族にとって有益な情報交換をしておく。そんなイメージですね。
そのうえで、押さえておきたいポイントがいくつかあります。まず「朗らかなあいさつ」。それから「笑顔」。そして「自分軸の確立」も重要です。自分軸が確立している人は、自分にとって何がいちばん大事なのかをわかっています。例えば、職場に行くのは、仕事をして、お金を稼ぎ、生きていくため。友人を作るためではありません。
そうわかっていれば、人づきあいが苦手だとか嘆いている場合ではないですよね。あなたにとって、職場やご近所での「真理」とはなんですか?(大愚和尚)
大愚和尚のお話をもっと読みたいかたは、『ゆほびか』2021年12月号をぜひお手にとってみてくださいね。同号の「捨てると人生が輝く!運気が急上昇!『掃除と片づけ』」大特集では、このほかにも、「ヒーリングハープの浄化音」音源配信、片づけマンガが大人気のなぎまゆさんの描き下ろし作品、リュウ博士の2022年の運を導く「捨てるアクション」、やましたひでこさんの「5分断捨離」、「一流の人たちのトイレ掃除」、テレビで話題の「3分片づけ」――などなど、さまざまな話題を集めました。
運気を上げたいかたも、二度と散らからない部屋をつくりたいかたも、生き方を浄化したいかたも……ぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか。

【ゆほびか2021年12月号の特集一覧】
■大特集1
高血圧 糖尿病 腎臓病 耳鳴り 老眼に効く!
自律神経が整う!免疫力アップ!
最強の耳もみ
■大特集2
捨てると人生が輝く!家族が笑顔に!
お金・健康・人間関係に恵まれる
掃除と片づけ
■特集3
つらい鼻づまり、鼻水を撃退!
副鼻腔炎を自分で治す!最強療法
■特集4
糖尿病・認知症からシミ・シワまで撃退!
美味!マイタケレシピ