実に多彩なショウガの薬効
体がポカポカ温まり、免疫力もアップする食材と言えば?
それはショウガです。

ショウガの辛み成分は、生のまますりおろすと、手足は温まるのですが、体の深部は冷やします。
だから、ショウガは夏場は生のまま、薬味としてとるのがいいのですね。
でも、すりおろしたショウガに熱を加えると、体を芯から温めるショウガオールという成分に変わります。
寒い季節は、こちらのほうがよさそうですね。
ショウガの薬効は、体を温めるほか、
●血流を促し代謝をアップする
●痛みや炎症を抑える
●高血圧や高血糖を改善する
●胃を健康に保つ
●せきやのどの痛みを緩和する
●抗菌・抗ウイルス
●抗酸化作用
など、実に多彩です。
漢方薬の7割以上にはショウガが配合されているといわれますが、ショウガはまさに「薬効の塊」なのです。
もっと気軽に、ショウガの薬効を、できれば丸ごといただきたい。
そこで、ご紹介するのが「ジンジャーみりんシロップ」です。
本みりんを使うことでまろやかさが出る
「ジンジャーシロップ」は、ショウガを砂糖で煮て作るシロップですが、「ジンジャーみりんシロップ」は、砂糖の代わりに本みりんを使います。
「本みりん? 料理に照りを出したりする、あれ?」
はい、そうです。
もち米を原料とした、まろやかでやさしい甘みが特徴の酒類調味料です。
「ジンジャーみりんシロップ」の作り方は、実に簡単。
1. ショウガ100gを皮ごとすりおろす。
2. これに本みりん400ml加えて20分煮る。

これだけで完成です。
でも、「ジンジャーシロップ」と比べると、上品でまろやかな甘さで、おいしい!
「ジンジャーみりんシロップ」のレシピを教えていただいた、料理研究家の舘野真知子先生はこう言います。
「健康志向の人のなかには、砂糖をたっぷり入れることに抵抗感を覚える人が少なくありませんが、砂糖と本みりんでは、糖分の中身が違います。
砂糖はショ糖が主成分なのに対し、本みりんの糖分は、麹菌の酵素の働きでもち米のでんぷんやたんぱく質が分解されてできた自然な糖分です。ブドウ糖など単糖類のほか、オリゴ糖など数種類の多糖類が含まれており、うま味成分のアミノ酸も豊富です。
つまり、砂糖の代わりに本みりんを使うことで、体にやさしい、すっきりとした自然な甘さのシロップに仕上げることができるのです」(舘野真知子先生)
なるほど、だから砂糖の代わりに本みりんなのですね。
「ジンジャーみりんシロップ」は、お湯を注ぐと「ショウガ湯」に。
さらにレモン汁とハチミツを加えると「ホットジンジャーレモネード」に。
ほかにも、「ジンジャーチャイ」や「ホットジンジャー豆乳」があっという間にできます。
「ジンジャーみりんシロップ」を、ヨーグルトやパン、ホットケーキや果物にそのままかけるのも美味。
「ジンジャーみりんシロップ」に、しょうゆを加えれば万能だれに。
お酢とオイル、塩、コショウを加えれば、ドレッシングになります。
「私は今回、レシピ作成のためにジンジャーみりんシロップを使った料理をたくさん試作し、毎日食べていました。
すると、いつも36.4~36.5度だった平熱が、36.7度と、約0.3度も上がったのです。ショウガをとると、体の中からポカポカと温まり、〈燃えてる!〉という感じがしますが、実際に体温も上がるのです。
皆さんもぜひ、ジンジャーみりんシロップで、冷えとは無縁な体を手に入れてください」(舘野真知子先生)
『ゆほびか』2022年4月号では『体が芯から温まり免疫力アップ! 美味! ジンジャーみりんシロップ」と題した8ページにわたる特集を掲載しています。作り方を写真つきで詳しく解説しているほか、ドリンクにする、ドレッシングに用いるなど、活用アイデアもご紹介しています。

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