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3カ月で平均5kgやせ!挫折なし!「3日やって1日休む」ダイエット

3つのルールを守るだけでどんどんやせていく!

薄着でボディラインが気になる季節です。ゲーム感覚でできて、効果は確実なダイエット法を紹介しましょう。

神奈川県川崎市で整骨院を営む治療家・ダイエットコーチの野上浩一郎先生は、患者さんと接する中で「主治医から体重を落とすよう言われているが、なかなかやせない」と、ダイエットに苦労している人が実に多いことに直面しました。

そこで、最新のダイエット知識や医学情報をもとに理論的に正しいダイエット法を研究し、しかも、挫折せず、つらくなく、気づいたらやせているようなしくみを作りました。
それが、「3日やって1日休む」ダイエットです。

2020年、コロナ禍の中、患者さんとオンライン・ダイエットプログラムとして指導したところ、参加者の100%がダイエットに成功。3カ月で平均5kg減、3kg以上やせた人に限ると成功率は96.6%。しかも、挫折した人はゼロだと言います。

では、どんなやり方のダイエットなのかというと、

ルール①「1日のうち、食べる時間を8時間以内に収めること」

人間の体は、最後の食事から10時間ほどたつと、肝臓に蓄えられた糖がなくなり、代わりのエネルギー源として脂肪が分解されていきます。
そして、16時間を超えると「オートファジー」が発動します。これは、細胞内の古くなったたんぱく質が新しく作り替えられる機能のこと。オートファジーが発動すると、体内の不要なものや老廃物が一掃され、全身の細胞が活性化します。そのため、美肌や免疫力アップ、病気の予防などの効果が期待できます。
食べる時間を8時間以内に収めれば、オートファジーが働き、ダイエット+健康・若返り効果を得られるというわけです。

ルール②「ダイエット3日間は和食中心にして、翌日のダイエットを休む日は1食好きなものを好きなだけ食べる」

ダイエットをがんばるONの日は、「体が欲する必要なもの」を食べます。
さまざまな栄養素が、それぞれ補完し合う一汁三菜、つまり「和定食」がお手本になります。
反対に、ダイエットを休むOFFの日の1食は、欲するまま「脳が幸せを感じるもの」を食べます。
脳が幸せを感じる食べ物とは、かつ丼、カレーライス、ピザ、ポテトチップス、アイスクリーム、チョコレート、ラーメンなど。つまり、高糖質×高脂質で、非常に太りやすい食べ物です。
でも、たまに食べる分には、いいのです。
むしろ、ストレス解消になり、結果的にダイエットが長続きします。

ルール③「体重・体脂肪の数値とともに、その日何を食べたか、どんな体調だったかを手書きで記録する」

野上浩一郎先生は、これを「ライフスタイルシート」と呼びます。
手書きにすると、脳の「注意の司令塔」と呼ばれるRAS(網様体賦活系)が刺激され、注意が日々の食生活や行動に集まり、脳が活性化して「ダイエット脳」になります。意識しなくても「やせるために何をすればいいか」という情報が頭に入ってくるので、意志の力を使わなくても自然にダイエット成功のルートを歩んでいくようになります。

ゲーム感覚でやるのがお勧め!

でも、これら3つのルール、実際に行おうとすると、いろいろ問題にぶつかります。

「1日8時間以内の食事は、自分の生活の中でどうしたら実現できるだろう?」

「和食中心の食事は、どこで、何を食べようか?」

「ポテチ、チョコに手が伸びそうなときの抜け道はないものだろうか?」

「食べたものを記録するのはスマホ撮りがよさそうだけど、シャッター音はどうしよう
?」

精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑先生も、このダイエットを行い、3カ月で5.6kgやせたのですが、「成功の秘訣は?」と問うと、こう答えてくれました。

「ゲーム感覚でやることだね」(樺沢紫苑)

樺沢先生は、仕事柄、夜の会食が多いそうですが、その日は会食の終了時間から8時間前になるまで食事をとらないとか、会食のない日は、「まごわやさしいこ+発酵食」という食材選びのキーワードに基づいた食事を自分で作るとか、ゲームを進めるように行ったと言います。
加えて、何を食べたかを手書きで記録すると、「自分はこんなたくさんの量を食べていたのか!」と気づくそうですよ。


『ゆほびか』2022年8月号では、「糖質OK、運動なしでしっかりやせる!人気精神科医も実践して激賞!『3日やって1日休む』ダイエット」と題して、8ページの特集を掲載しています。

詳しいやり方のほか、樺沢紫苑先生の体験談、産後太りをキレイに解消して「後ろ姿が別人にようになった!」と驚かれるママの体験談も紹介しています。

「そろそろダイエット」とお考えでしたら、どうぞ全国の書店、インターネット書店でお求めください。